嫌いなもの ページ32
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「「Aが変?」」
五「何話しても上の空なんだよ」
家「…それはお前の話が面白くないんじゃないか?」
夏「その可能性、かなりあると思うけど」
夏「お前らに話した俺が馬鹿だった」
家「ていうか今回、1級2体だっけ?……A1人で大丈夫なわけ?」
五「ま、アイツ強いしな。…俺達には適わねぇけど」
夏「はは、Aには近接なら確実に負けるね」
『…「常闇」』
…ふぅ……
良かった。1人で
多分私は今、ダメだから。みんなの顔を見たら情が出る
血は、嫌いだ
人の死も、嫌いだ
何なら自分が戦うのも、嫌いだ
痛いのも怖いのも苦しいのも、嫌いだ
それでも私が戦うのは家族の為
……五条悟を殺すのも、家族の為
『仕方の無いこと』だから
…期限まであと1ヶ月。ちゃんと、しないと
五「お、帰ってきたな」
『…今日初めて会いましたね。こんばんは、悟』
五「丁寧だなお前は。……明日、正月だろ。クリスマスもなんもしてねぇから4人でパーティするんだとよ。その買い出しで今日の俺の休暇丸潰れ」
『!…そう、ですか』
そんな楽しそうなことしなくていい
私を“そちら側”に連れていかないで
五「…お前やっぱなんか変だな」
『ぇ』
五「……任務でなんかあったか?ま…無理はすんなよ」
ポンッ『っ!………髪、崩れます』
五「どうせ今から風呂なんだからいいだろ〜」
『………悟。私…あなたと、みんなと……ずっと一緒にいたいです』
五「あ?呪術師なんてただでさえ人手足りねぇんだから嫌でもずっと一緒だろ」
『…もし、私がいなくなったら悲しいですか?』
五「……何が言いたい?」
『あはは…すみません、少し気になっただけです』
五「おい」
『明日、楽しみにしてます。…おやすみなさい』
五「……俺は、お前が」
バタンッ
今、あなたは何を言おうとしてた?
私が、何?
私がいなくても大丈夫?
…いや、彼は優しいからそんな事言わないだろうな
……ねぇ、悟
『苦しいよ………』
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灰桜(プロフ) - 白昼夢さん» ありがとうございますううう!!!唐突に言われるのめっちゃ嬉しいです!!www (2020年12月19日 15時) (レス) id: 0e3a4f8013 (このIDを非表示/違反報告)
白昼夢(プロフ) - めっちゃ好き(唐突) (2020年12月19日 15時) (レス) id: 3934a4c5e3 (このIDを非表示/違反報告)
灰桜(プロフ) - プニさん» すごく嬉しいですありがとうございます! (2020年12月16日 6時) (レス) id: 0e3a4f8013 (このIDを非表示/違反報告)
プニ - いや好き。(唐突) (2020年12月15日 22時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:灰桜 | 作成日時:2020年12月14日 21時