天女と魑魅魍魎の主Part4 (ページ43)

今日:33 hit、昨日:0 hit、合計:8,790 hit

退散ページ43

魔魅流「竜二．．．結界を二重に仕込んでいたのになぜやつらを．．．倒さない」

竜二「口出しをするな。人間の血に敬意を払うのはこれで最後だ。ぬらりひょんの孫．．．”灰色”の存在もA以外認めんぞ」

貴方「．．．；」

黒羽丸「なんだあいつら？」

夜リク「だましのプロと恋敵だよ」

ったくまさかあいつもAを狙っていたとは予想外だな。

奴良組本家

ゆら「いやあ！！いやや！！なんで妖怪なんぞに治療されなあかんねん！！A姉に治療された方がましや！！」

ゆらは暴れていた

氷麗「こ．．．こら．．．私も嫌です！！でも若のご命令なんだからしかたないでしょ！！」

ゆら「A姉だせやぁぁ！！何が若やっ！妖怪のくせにイケシャーシャーと学校来て滅したる．．．」

ゆらはつららに氷を口に突っ込まれた

氷麗「ちょっとダマってて！！」

天女「あらあら(-_-;)ゆら．．．」

あの子ったら暴れてるわ

氷麗「女の子なのにこんなキズだらけ」

ゆら「ガボォ．．．ガボォ．．．(ふがいない．．．ふがいない．．．)」

何でこういう時にA姉はおらんねん！！

ゆら「えーかげんにせんかい！もうええっちゅーねん！」

氷麗「あぁ！こらー！」

ゆら「くそ．．．あの娘開き直ってるやん。やっぱりこの屋敷妖怪だらけやし．．．」

すると、目当ての人物がいたのか枝に上った

ゆら「．．．」

夜リク「．．．おい物騒じゃねぇか．．．」

ゆら「納得できんかったら撃つ。奴良君は人間？妖怪？」

夜リク「．．．昼は人間だが妖怪だよ今はな．．．」

ゆら「同一人物なんやな」

夜リク「納得いかねーかい。別人みてーだからな」

ゆら「いや．．．納得いったわ。A姉以外の妖怪が私を助けるってことが．．．繋がらんかったんや。あんたが奴良君やったら全部．．．つながるんや。妖怪は悪いことするから妖怪。」

天女「．．．」

私は黙って聞いていた。なんとなく竜二が来てからゆらが若を疑っていたから

ゆら「奴良君やったら納得できる。何度もありがとうな．．．やさしい奴良君」

するとリクオはゆらを枝からけり落とし、その下にいた天女と一緒に池に落ちた

天女「ふぁ！？」

ゆら「何するんやー！！あんた最低やなー！！A姉も落ちてしまったやんか！！」

夜リク「．．．お前が落としたんだろうが。ささっと京に帰れ」