天女と魑魅魍魎の主Part4 (ページ34)

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奴良リクオページ34

奴良リクオくん

学校ではいつも目立たなくてみんなのパシリみたいで気弱で

でも

カナ”奴良君のこと？いいよ、うちに来て”

貴方”ああ、リクオ君？＿＿＿＿”

グゥゥゥ

ゆら「あ」

リクオ「え」

貴方「ふふっ」

ゆら「いい今のはおなかの音やないからね！！それとA姉！！笑わんといて！」

すると、リクオはチョコレートを取り出した

リクオ「よかった！１個だけあった。花開院さんチョコ．．．大丈夫だよね？」

ゆら「．．．(コク」

奴良君

おじいちゃんと同じことした

奴良君のおじいちゃんは．．．優しかった

でも．．．あの時なぜあの場に．．．？

ああ．．．ダメや

一度疑うと悪い方につじつまが合ってしまう

こんな奴良君が

妖怪につながるわけないやん

ゆら「．．．ありがとう」

そうや違う

でもそうだったら．．．？

妖怪は．．．

絶対”悪”．．．だから

倒さなきゃ．．．いけない奴良君を？

そうなってしまったら．．．A姉はどうなるん？

そんなっ、大事な友達やから戦いたくあらへん

でも、奴良君に正直に聞いてみたい

答えてくれるからわからん

奴良君

奴良君は

竜二「やっと見つけたぜゆらぁ．．．A」

二人「！」

ゆら「お兄ちゃん？」

貴方「り、竜二？」

竜二「式神の気配をたどってきたぞ。本家には定期的に連絡をよこせと言ってあったろう？ああ．．．修行か．．．だがなぜこんなところでしている？」

貴方「．．．(なんとしてもリクオ様を守らなければ)」

恐らく妖怪だと気づいてる

竜二「街を歩けばこの街はいたるところで妖怪に出会うぜ？」

二人「．．．」

竜二「！」

貴方「竜二、貴方何しに来たの．．．」」

ゆら「そうやで．．．何しに来たんお兄ちゃん」

魔魅流「竜二．．．」

竜二「．．．何してるって．．．ゆらぁ．．．Aそりゃあお前．．．陰陽師は基本妖怪退治だろーが。餓狼！」

リクオ「え．．．！？」

二人「お兄ちゃん！？/竜二！？」

ゆら「キャ．．．」

貴方「っ．．．」

ゆら「な．．．何するんやいきなり！」

貴方「．．．」

竜二、滅する気か

竜二「ゆら．．．そいつは．．．そいつは．．．なんだ．．．？」

ゆら「な．．．なんや．．．？別に．．．友達や．．．？学校のな．．．」

竜二「本気で言ってるわけじゃないよな？．．．」