天女と魑魅魍魎の主Part4 (ページ27)

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牛頭「け．．．うかれやがって．．．だから奴良組はなめられんだよ」

馬頭「え～、でも楽しそうじゃん！」

牛頭「第一俺達牛鬼組はあんなことしなくてもかたい結束で」

すると、木下には牛鬼が羽織を持って牛頭たちを見ていた

牛鬼「．．．」

牛頭「牛鬼様！？その三枚の羽織は一体！？なんでこっち見てるんですー！！」」

鴆「ブフォオオオオオ」

小妖怪「うわぁぁあゼン様がうれし吐血をー」

ぬら「やれやれ」

達磨「まぁでも少なからず奴良組にも若い勢いが．．．出てきた気がしますな。」

ぬら「ふん．．．」

とある洋館．．．

女?「フシューフシューハァハァ」

魔魅流「．．．」

女?「つ．．．て．．．てめぇ何者だぁ．．．」

女?「ハヒ＿＿＿ハヒ＿＿＿アハハハハ．．．」

母「うう．．．」

竜二「おちついて奥さん。我々にまかせていれば大丈夫ですから」

母「娘は悪くないんです!!悪い妖怪に．．．憑りつかれて。父親も．．．兄も殺し．．．こんなの．．．娘に出来る筈ない．．．ひどいのは．．．妖怪なんです．．．」

竜二「奥さん、それは変な言い方だ。”悪い妖怪”だなんて。それじゃまるで”良い妖怪”がいるみたいじゃないですか」

冗談じゃない。いい妖怪なんていてたまるか。まぁ、あいつは例外だがな。

竜二「魔魅流やれ」

魔魅流「、、、」

スゥ．．．

魔魅流と言われた男は式神らしきものを取り出した

女?「や．．．やめろぉーーーー！！いやだぁー！！式神は．．．いやだー！！」

バチィィン

竜二「いいですか．．．奥さん．．．この世が白と黒のモノトーンだったなら妖怪とは絶対的”悪”