天女と魑魅魍魎の主Part4 (ページ20)

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邪魅の正体ページ20

ヒュゥゥゥゥ

品子「．．．」

”これは本当に強力な結界なのです”

”本当は使いたくなかったのですが品子ちゃんを守るためです”

それにしても、これ本当に効くのかな？

でも．．．効いてくれないと

やっぱり一人じゃ心細いよ．．．

でも出ちゃダメ

出たら．．．結界が壊れる．．．いやAさんは人の出入りができるって言ってたけど

ううう．．．なんかわからなくなってきた。とりあえず神主さんを信じよう

でも、なんだろう．．．染み．．．焦げた跡みたいなのが．．．

さっきもあったっけ

すると得体も知れないものが式神から出てきた

品子「ひっ．．．」

何ッ！？

何よこれ！？

品子「いやああああ」

逃げなきゃ！！

ガタガタ

品子「え．．．！？な．．．なんで．．．開かない．．．！？なんで開かないのよー！！」

すると、邪魅が現れた

品子「ひいい．．．ひいい．．．キャアアアアアア」

清継「島君こちら異常なし。そっちはどうだい？」

島「ええ無事ですよ及川さんは」

清継「及川さんだけじゃないよ。女子の警備だよ」

カナ「．．．」

Aはあれから散歩に行ってくると言ったきり戻ってこなかった。

カナ「ねぇみんなぁ．．．やっぱり品子さんをあの部屋で一人にするなんて．．．おかしいとおもうんだけど。ゆらちゃんもいないし、Aは散歩に行っていないからみんなで一緒にいた方が．．．ってもう！みんな寝てるし」

え．．．！？もしかして、主さん！？と天女さん！？

嘘．．．なんであの人たちが？

カナ「ま．．．まって！！」

氷麗「呪いの吹雪雪山殺し！！」

カキーン

コテ

氷麗「ふぅー危ない危ない。もう夜のリクオ様とA様ったら大胆なんですから」

品子「ひい．．．」

妖「うああああ」

品子「．．．！」

いや．．．もう駄目

邪魅「．．．」

品子「？」

え．．．今．．．助けてくれた．．．？

ギィィン