雪龍組の日常

若頭の悩み（side照） ページ3

緑「上手くいった？」



黄「…ああ、まじサンキュ」




桃「Aちゃんとあんま話してるの見ないなーとは思ってたけど、まさか、ぷっあはははは」




黄「…ッ笑うなっ！！」




桃「だって、どうすれば仲良くなれるか分かんなくて、様子伺ってたなんて！！笑」





緑「まぁ、ちょっと若頭は見た目も怖いし体も大きいからねぇ〜怖がられてても仕方ないよ。でも良かったじゃん！仲良くなれて」





桃「あの時間は大抵洗濯物干しにいってて、1人の時が多いよって教えてあげたの俺だからねー！これは貸しだよ若頭さん〜♡」





黄「…分かってるよ。まじ感謝してる。でもまさか名前呼んでもらえるとは…驚いた」




緑「それ、多分ラウの入れ知恵だね」




黄「…は？」




緑「なんかAちゃん、１回ポロッと照に嫌われてるのかなぁってラウに話してて、そしたらあいつ、『そんな訳ないじゃん！今度名前で呼んであげなよ、絶対喜ぶと思うから』って笑顔でアドバイスしてたから、それ覚えてたんじゃない？」




黄「…ラウに高級なアイスを差し入れとくか…」




桃「俺も食べたーい！」




黄「ああ、買ってやんよ。阿部の分もな。後、このこと絶対他の奴らには言うなよ…」




緑「わーい！ありがとう。大丈夫、言わないよ」




桃「更に貸しは大きくなりましたね〜にゃはは」




黄「はぁ〜…Aもアイス、好きかな…」







やっぱり過保護で優しく、でもちょっぴり不器用な若頭さんでした。




彼の苦悩はまだまだ続きそうです。

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