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「じゃあ今日はもう帰っていいよ。
ごめんね、こんな時間に呼び出して」
『いえ。それでは失礼します』
実は今、夕方だったりするんですよ。
そして俺が来た時、敷地のどこかから
とんでもない爆発音とかもしていた。
ヒーロー科の授業は大変そうだ。
『それにしても…すごいなあ、ここは』
「そうだね。やっていけそう？」
『どーだろ。でも、やっていかないと』
校門付近になった頃。
チクチク髪の怖そうな男の子と
くせっ毛髪の男の子が何かを話していた。
「俺に勝つなんて、二度と
ねえからな！！クソが！！」
それが終わったのか、チクチクくんは
一足先に踵を返す。
『！、あれ、くせっ毛くん』
「どうかした？」
『怪我、し「爆、豪、少年ー！！ 」……エッ』
怪我してる、と言おうとした瞬間、
筋骨隆々とした人がバクゴーくん(？)の元へ。
なんか、彼が現れた時バヒューンて効果音が…。
『えっ、ほんとナニゴト？』
「うわあ…画風が違うね」
『そだね…あ、もしかして
平和の象徴オールマイトじゃ…』
でも、それより。
『ねえ君』
「？はい」
『その怪我、個性使ってそうなったの？』
くせっ毛くんの側へ行き、
腕を突っつく。
「そう、ですけど…」
『じゃあ…こっち来てくれる？』
今の時間帯、人は殆どいないけれど
ここで個性を使うのははばかられる。
校舎裏的な所まで彼を誘導した。
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「あの、要件は…？」
『そんな警戒しないで。
決して悪いことはしないから…多分』
「多分！？」
「大丈夫だよ、Aくんいい子だから」
ハイセさんのフォロー(？)で
少し落ち着いた彼。
さてと。
『ちょっと包帯とギプス外すね』
「何するつもりですか！？」
ギプスやらを外していると慌てた声が
頭上から降ってくる。
『君の怪我、治してあげる。
……うわあ、痛々しい』
応急措置はしてあるようだが
酷い色と状態だ。
「治し…ええっ！？」
『あと、あらかじめ言っておく。ごめん。』
謝る俺に首をかしげるくせっ毛くん。
「！？まさか、荒療治とか、」
『そーゆーんじゃないけど、こう…
気持ち悪いだろうな、と』
「それってどういう、」
冷や汗を垂らすくせっ毛くんの右腕に
舌を這わせた。
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柑子露草(プロフ) - 美弥華さん» 美弥華さん、ありがとうございます！コメントをいただけたのが嬉しすぎたので更新できるようにしていきたいと思います(*´ω｀*) (2018年10月6日 10時) (
レス) id: 2c1d1c28c2 (このIDを非表示/違反報告)
美弥華 - 続きが出るのを待ってます！更新頑張ってください！ (2018年10月3日 0時) (レス) id: ce48ce5dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柑子露草 | 作成日時：2016年7月12日 20時
