TVfXQ†Yuchun†僕を笑顔に出来る君 Part2

心がどうしようもない ページ20

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僕の腕の中で規則的な寝息を立てて
いるA


時には驚くぐらい凛とした大人の表情になり…


かと思えば、こんな風に無防備な姿になる


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僕は眠れない…


不安で…胸が苦しい…


・


YC『僕だよ？僕を選んでね？』


Aの髪を撫でながら呪文のように繰り返す


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彼女の笑顔も涙も…そして可愛い寝顔も…


全て失うかもしれないタイムリミットが
確実に近付いている


・


選んでよ？


バカみたいだ…


選ばれなかった時の自分のことは分かっている


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きっと諦めきれず 駄々をこねるだろう


君を 困らせるだろう


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ずずっ


情けない…


涙が出てくる…


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ベッドに腰かけ頭を抱える


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ふわ…


背中に感じる 温かさ…


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A『私の事なんかで苦しまないで…』


YC『…なんかじゃない…今は僕の全てだ…』


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僕のシャツの裾から 彼女の手が入ってきて
ダイレクトに僕の肌に触れる



顔は見えない


後ろから抱きしめられる様な体勢で…


なにより僕は緊張して動けない


本当にダサい…


・


彼女の手が僕のへその辺りに来た時に
グッとその手を掴む


・


・


YC『…我慢…出来なくなっちゃうから…』


A『ユチョン…私の事…軽い女だと思う？
まだジェウクとも別れてないのに…
そんな女…嫌だ？』


・


・


グッ…！


Aの腕を引きベッドへ倒す


・


YC『ひどい女…だよ？僕を苦しくさせて…
でも心がどうしようもない…
Aがいいってうるさいんだ…どうする？』


唇を合わせる…


息をする隙も与えない…


・


彼女の服に手をかける


A『ちゃんと……言う…言うね？
好きな人が出来ったって…待てなかったって…』


・


ねぇ…


今…僕の顔 見ないでよ


泣くのを我慢してるなんて…やっぱりダサいだろ


・


彼女の首筋に顔を埋めた…


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少しの罪悪感　あなたside→←君のそれになりたい…

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