拾弐話. ページ13
「その声は…上弦の伍かな?」
「その通りでございます!
いやはやお久しゅうございますな…また一段と美しくなられて…」
「久しいね玉壺。新しい壺素敵だよ」
「これはこれは…!お褒め頂き光栄でございます…!」
なんだか変わってないね君。
そんなに芸術が好きかい。僕には何がいいのか分からないけれどね(圧倒的芸術センス無い奴)。
あれ?
「…肆は?」
「恐ろしい恐ろしい…暫く会わぬ内に玉壺は数も数えられなくなっておる…
呼ばれたのは百十三年振りじゃ
割り切れぬ数字…不吉な丁…奇数!!
恐ろしい恐ろしい…」
「…君も変わらないねえ。」
けたけたと笑うと、また恐ろしい恐ろしいと言って隠れてしまった。そんなに僕が笑ったら恐ろしいかこの野郎!!(恐ろしいです)
後、先程から不機嫌なオーラを放っている奴が1名。
「まーだ童磨がくっついてる…猗窩座も大変だな」
「見物している暇があるなら此奴を離せ…そして頬を触らせろ」
うげ、お呼ばれされちまった。
何でそんなに僕の頬触りたいんだよ。
猗窩座はすーぐ怒るからなぁ。嫌いではないんだけどその短気を直して欲しいね。
主に原因は童磨だろうけど。
「相変わらず仲がよろしい事で」
「殺.すぞ、いいから此奴を離せ」
「自分で出来るでしょーよそのくらい」
そう言った途端猗窩座は童磨の顎を吹き飛ばした。あー痛そう…うわぁ、歯が…平気な顔してよくもそんなこと出来るね(お前鬼だろ)。人のこと言えないけれど。
「おおっ…
うーんいい拳だ!前よりも少し強くなったかな?猗窩座殿」
あ、青筋立った…ビキッていったよビキッて
童磨は煽りの天才だね!
「猗窩座…君そのストライプ笑わせにきてるの?」
「喧嘩を売っているのか」
「そんなまさか」
「…」
「おい」
こいつ無言で頬触ってきやがった。
なんだこいつ吹っ飛ばされてえのか(キャラ崩壊)
こうなると猗窩座は止まらない。
鬼舞辻さんが来るまでの辛抱だな。
「…ぅ、む?」
「…柔らかいな」
両手で頬を包み込んだ。
手大きいなおい。だからそのストライプ顔を近づけるな笑わせるな笑うだろ。
ん?近づける?
「あれ、猗窩座殿ストップだよストップ
あと俺にも触らせておくれ!」
「邪魔をするなお前には触らせん」
「こんなとこで頬争奪戦やらなくていいよ鬼舞辻さん来るよあと離せ」
「…無惨様が…御見えだ…」
ほら来たよ離せ離せ今すぐ離せ
(猗窩座は弦楽の頬触るの好き)
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作者名:はぐき | 作成日時:2019年8月18日 23時