【東堂尽八】好きな子にはモテない山神。×弱虫ペダル

◆勝ち取ったご褒美…？ ページ19

東堂尽八 side






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東堂「……え？」






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東堂「…A、すまないがもう1度言ってくれるか？」





あ「…え、だから嫌…」





東堂「ご褒美が断られるなんてことあるのか！？」






あ「…ッ！…だ、だって…。」








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あ「……恥ずかしいもん…//」









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東堂「…！？//」








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…照れている、？





あの9割5分言うことが冗談のようなAが…？





どれだけアピールしても

俺の気持ちに全く気づいてないAが…？







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東堂「…そ、そそそそ、そうだよな！//

　 す、すまない！今のは冗談だ！忘れてくれ！」






あ「…あ、…え、じょ、冗談？」






東堂「…ッ、あ、ああ！当たり前だろう！

　 だから、気にしなくていい！

　 さぁ、大人しく車を待つとしよう…！」







あ「…う、うん…。」










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分かっていた、断られることなんて。

頭では理解していたはずなのに…。







でも、心では期待している自分がいたことに

今更ながら冷静になった頭で後悔する。









まぁ仕方ないこと…なのだな。









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あ「…ッ…//」










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まぁ、これからもまだ一緒に居られるし

いつか本物の彼女になった時にでも…









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あ「…尽八ッ！//」










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東堂「…ん？どうしｔ…」








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…ん？どうした？、と返事をする俺の

視界に入ったのは…









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“チュッ…”











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東堂「＿＿＿＿＿…へ？」









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あ「…口には無理だけど、ほっぺ…になら//」







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あ「＿＿＿＿＿＿はい、私からのご褒美…！//」








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東堂「ッ！？！？！？！？/////」









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東堂「〇＠＃%＊△…！？！？！！///」






あ「…あ、じ、尽八…！？」







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俺の頬にキスをするAの姿だった。








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改めて言おう。








これが本当の、東堂尽八が“山神”と

呼ばれるようになるまでの物語である＿＿











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