【東堂尽八】好きな子にはモテない山神。×弱虫ペダル

◇何でそんな呑気なの？ ページ47

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先輩「全員集合！」








「「「「……はいっ！……」」」」











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先輩「今日から、インターハイに向けて本格的に

　 動き出していこうと思う。

　 そのため、メニューもずっとハードになる。」











先輩「1年も2年も3年も…、学年関係なく実力のある者が

　 インターハイに出場する、これがこの部のルール。

　 年上だから、年下だからとそんな甘い考えの奴は

　 うちの部にはいらない！」











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先輩「改めて全員、今日から気合を入れ直すように！」










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「「「「……はいっ！！……」」」」











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あ「…。」










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先輩のその言葉と共に

この空間全体の士気が上がるのが肌で分かる。









学年関係なく、早いものがインターハイの切符を勝ち取る









それはつまり、

この場にいる全員にその権利がある、ということだ。











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当然、全員の目の色が変わったようで…＿＿＿＿＿＿










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「俺、絶対インターハイメンバーになる！」







「当たり前だろ！

　そのためにこの強豪校に来たんだからな！」








「去年のレースを見た時から、俺も憧れてたし！」








「箱根学園の伝統を引き継ぐために、頑張らないとな！」











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＿＿と、どこからともなくそんな会話が耳に入ってくる。










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あ「私も、気合入れなくちゃ…。」










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東堂「A〜！！」










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あ「…ッ！…び、っくりしたぁ…。

　 もうさ、毎回の事だけど普通に登場できないの？」







東堂「それは無理な話だな。

　 なんせ俺のオーラは隠したくても

　 隠し切れないほど輝いているのだからな！」








あ「…アンタは、そもそも隠す気ないでしょ。」









東堂「…ということは、俺のオーラが輝いていることは

　 認めるのだな！ワッハッハ！！」









あ「ハァ？誰もそんなこと言ってないでしょ！」










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…と、私と同じ白のカチューシャをしたこの男だけは、






以前と比べて何一つ…、

変わっていないのだけれど…＿＿＿＿












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