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「…何かが変だよ」
私の名前は真紅・クリス。(まあか・クリス)
歳は１５歳。
身長はちびもちびちびの１４３センチ。
パパはフランス人のハーフで身長はすごく高くて１９３センチもあってママは日本人の中でも１５２センチの小柄だけど、どちらにしても私もあと１０センチ近くは伸びると思いたい。
私の髪はパパの色を受け継いだプラチナブロンドっていうらしいけれど、ミルクティーみたいな優しい色で少しくるんとカールした腰まであるロングヘアはお気に入り。
でもちびっこで天然パーマでまん丸のたれ目気味の薄い紫色の目を持った私は日本人から見たら『可愛いお人形』らしい。
ハーフより血が薄いクオーターのはずなのに父方の血が強く出てしまった容姿は黒目黒髪の集団行動が原則の日本人の子供、要するに学校という子供にとっては全てと言える世界では異質な存在と認識されたようで無視されたり、どっちが名前か分からないとからかわれたりと軽い虐めに合うことになってしまったから(因みに真紅が名前でクリスがファミリーネーム)この容姿は誇れるものではなく、コンプレックスでしかなかった…。
だから私は高校は大好きな両親と離れてでも遠くの千葉にある全寮制の学校を受験したんだ。
小学校や中学の知り合いが１人も受験しない高校へ逃げた…。
最初両親は困ったように笑って、でも私の境遇が私を追い込んでいることに心を砕いてくれて、最後は頷いてくれた。
そして卒業式が終わったその日、サプライズと笑顔で『旅行へ行くよ！』と学校からの足でそのままレンタルしたらしいキャンピングカーで旅行に出かけた。
２月の中頃で寒いからまだ星が綺麗な季節だから星空キャンプをしようと。
富士山に車で行ける所まで行って星空を見ながら温かいミルクティーはいかがですか？僕の大切なリトルプリンセス。とパパは綺麗にウインクしてママは『キザな台詞ね。流石フランス仕込み』と笑ってた。
長い車旅を高速のパーキングでこまめに休憩しながら夜遅くに富士山に着いて雪が積もった山道を少しずつ進みながら『お星様、綺麗に見えそうだね』とパパに向かって声をかけたもうすぐ五合目というところの最後のカーブで何かを運搬していたトラックがスリップして私たちの乗ったキャンピングカーに眩しいライトが突っ込んで来たところまでは覚えている。
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瑠璃色の夢(プロフ) - 鈴さん» 初めまして。嬉しい感想をありがとうございます♪とても励みになります。今後ともよろしくお願いいたします＾＾ (3月23日 11時) (
レス) id: 0cfa9a279b (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 初めまして！！とっても面白いです！急ですけどクリスちゃん可愛いすぎません？？？めっちゃすこです。守ってあげたい…！ (2022年4月23日 3時) (レス) @page30 id: 54ebb28740 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - 心愛さん» 嬉しい感想ありがとうございます＾＾そう言っていただけてとても励みになります♪頑張って更新続けますので今後もよろしくお願いいたします(*^^*) (2021年3月6日 17時) (レス) id: ef139e1273 (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - はじめまして、つたない感想なのですが作者さん書き方すごく好きで読みやすく物語に入っていきやすいと感じました。まだ読み途中なのですがこれからの展開が楽しみでしょうがないです！ (2021年3月6日 14時) (レス) id: 05442c3c37 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の夢(プロフ) - ななかさん» コメントありがとうございます＾＾この作品はツクールでしか更新しておりません。たくさんの評価を頂けて私も驚いておりますが、何かご質問がございましたらメッセージ頂ければお答えできる限りしたいと思いますので是非メッセージくださいね＾＾ (2021年2月15日 15時) (レス) id: ef139e1273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃色の夢 | 作成日時：2018年10月28日 18時
