【WT】朝目が覚めたら白尾の５人が幼児化しててさらにそれぞれ一つの母音しか喋れなくなった話

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sm side

シャークんの風邪が治って３日後

オレは今、自分の中の病魔と格闘していた

おそらくシャークんの風邪がうつってしまったのだろうが、きんときには伝えていない

ここ最近、みんな風邪をひいて、きんときはずっとその看病をしている

シャークんの風邪が治ってからまだ３日しか経っていない

まだきんときの疲れはとれていないだろう。

あんなに忙しそうにしているきんときを見ていると、疲労で倒れてしまいそうで怖い

迷惑かけないように自分のことは言わないでおこうと決め、極力元気なフリをしていた

元々そこまで動く方ではなかったため、演じやすかった

けど、初日にきりやんには怪しまれた

kr「ぬぅ、うむぅむるすとぅぬぅく(なぁ、お前無理してないか)」

『…ににぎ？(何が？)』

kr「むぅ、うぅゆ。むるすんぬゆ(まぁ、いいや。無理すんなよ)」

『ん。(うん)』

そして３日目。流石に少し辛い

けど、自分が我慢することできんときが休めるならいいと思ってた

４日目の朝、起き上がるのも辛くなってきた

ずっと体中熱い

少し落ち着いてからもう起きてしまったみんなのいるリビングへ行こうと思ったとき

ガチャリ、とドアが開いてきんときが入ってきた

『…きんてぃき？(きんとき？)』

kn「…やっぱお前、熱あんじゃん」

『…にんでぃ(…なんで)』

kn「お前が中々起きてこないから心配してたら、きりやんが『あいつ、なんか最近おかしい』って
　言ってて、もしかしたらと思ったんだけど、やっぱりお前も風邪ひいてんじゃん」

kn「お前のことだから、どーせ言わないほうが迷惑かからないって思ってんだろーけど、こっちは言ってくれないほうが迷惑なの。言わないで、重症化して、その方が俺たち大変だから。それとも、そんなに自分の弱さを見せられないほど俺たちが信用できないって言うの？」

厳しい言葉だったが、どこか悲しそうだった

自分を頼ってくれなかったことが、きんときには悲しいのだろう

『ちぎぃ！！(違う！！)』

kn「じゃあ次からちゃんと言えるね？」

『ん…(うん…)』

kn「よし、いい子。ごめんね。ちょっと厳しいこと言っちゃって」

きんときは悪くない。全部オレが悪いんだ

ごめん…

その後は、そのまま眠ってしまった
＿＿
ﾂﾂﾞｷﾏｽ

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