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能見side
ピンチを抑えて、ベンチに戻る。
アイシングをし、水分を取りながら、汗を拭いていた。
すると金本監督が、紙を渡してきた。
座って、中身を見る。
《誠志郎が医務室に行ったけど、熱とお腹壊して、救急車で夜間病院に向かった、陽が付き添ってるから、直ぐに行ってやれ。》
アイシングをしながら、ロッカーに向かう。
ロッカーには、球児が荷物を持って待っていた。
藤川「聞いたよ、いるものだけ詰めた、後から能見さんの荷物、持って行くよ。」
能見「ありがとう。」
球児から荷物を受け取ると、用意してくれたタクシーに乗り込んだ。
そのまま、近くの夜間病院に向かった。
病院に付くと、受付で病室を聞いた。
特別小児病棟に向かうため、入り口でマスクと念入りに消毒をした。
一番角の部屋に向かう、中から大泣きする声が聞こえる。
ドアを開け、中に入った。
能見「お母さん来たよ、泣いたらしんどくなるよ、陽ありがとう。」
陽「全然、気にしないで下さい。」
沢山の管に繋がれ、泣いてる誠志郎。
おしゃぶりを加えらすと、泣き止んだ。
背中を叩いてやると、俺の手を握り締め眠りについた。
陽が用意してくれた椅子に座り、陽に状態を聞いた。
能見「先生何て?」
陽「今流行りのやつです、後疲れて熱が出たそうです、一週間は入院して様子を見るそうです。」
能見「ありがとう、本当に助かったよ。」
陽「気にしないで下さい、僕はこれで失礼します。」
能見「おう、じゃあな。」
陽が帰って行き、誠志郎の様子を見ながら、監督や良太にメールをした。
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優希(プロフ) - らいさん» ありがとうございます、更新頑張ります。 (2018年7月14日 7時) (レス) id: 250acda05a (このIDを非表示/違反報告)
らい - 続きが気になって気になって仕方がないです。
続き楽しみにしています。 (2018年7月13日 22時) (携帯から) (レス) id: 2b97e5f6a0 (このIDを非表示/違反報告)
らい - 『11』が消えてます。 (2018年7月5日 19時) (携帯から) (レス) id: 2b97e5f6a0 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 誠志郎、可愛すぎます(笑)。そうなんですね、私も小さい頃、同じ事した記憶があります。 (2018年6月30日 20時) (レス) id: 250acda05a (このIDを非表示/違反報告)
春菜(プロフ) - 後追い誠志郎可愛いですね(^-^) 私も小さい頃、母に保護者懇親会に行って欲しくなくて、母の靴とか免許証隠したりしたこと思い出しました(^-^;) (2018年6月30日 20時) (レス) id: 82668683c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優希 | 作成日時:2018年5月21日 22時