あのビーグル達がアイドル！？ (ページ8)

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CY side

そんなある日、いつもみたいに

３人で遊んでる時に

Aが転けて泣いてた。

３人で駆け寄ったも

BK「や～いっ！A転けてるじゃん～！笑」

なんてベクが言うから俺も一緒になって

CY「 Aぶっさいくぅ～！！！笑」

言った時にはもう遅くて

余計に、Aは泣き出した。

焦ってベクと顔を見合わせてると

JD「大丈夫？A、もう泣かんで」

ってジョンデは優しくAに近付いた

Aは、ジョンデに抱き付いて

そのまま少しの間、泣いていた

その時からかな、Aが悲しい時や

泣きそうな時にジョンデに抱き付いて

泣くようになったのは。。

Aも、きっとジョンデが好きなんだな

それでも、いつも４人で居るのは変わらず。

楽しい時間が過ぎるのもあっと言う間だった

この時間がいつまでも。。何て

その願いも叶うはずは無くて

別れは突然で

もうすぐ小学校に上がる俺達

ある日、俺の家にいつもの４人と家族も集まり

ご飯を食べていた時

「もうすぐ小学生だね。

子どもの成長も早いわねぇ」

何て親達のただの会話だった。

はずなのに

俺達の前でAは泣き始めた。

お母さんの近くに行き、泣き続ける

Aをベクもジョンデも不思議そうに

見つめてた

その時、Aのお母さんが

「 Aが皆が悲しむからって言って

言わなかったんだけど、小学生になる前に

引っ越すの。ごめんね。

ベクくんジョンデくんチャニョルくん」

そこで、うちのお母さんが

「でも、すぐに会えるわよね？

また集まりましょうよ！」

なんて明るく言うもさらに泣き続けるA。

Aのお母さんは少し顔を曇らせて

「それが、国内にはもう、居ないんです。

日本に行くことになって。。。」

ジョンデもベクも理解したのか

声をあげて泣き出した

俺は階段を駆け上がって

自分の部屋に閉じこもり暗い部屋で

声が枯れるくらい泣いた

どれくらい泣いたのだろう

コンコン

扉が叩かれて

俺は俯いて黙った

少し扉が開いて明かりが入ってくる

顔を少し上がると予想外の人物が

『ヨ、、、リ、、、？』

Aだけの俺に対する大好きな呼び方

名前を呼ばれただけで

また、涙が溢れ出した

「な、、に、、、」