あのビーグル達がアイドル！？ (ページ34)

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ヨリが何かを話そうとしたと同時に

ふわふわな髪の毛に寝癖を付けて

しょぼしょぼと目を擦りながら現れたベク

うわ、完敗。女の私より全然、可愛い

そんなベクを見すぎていたのか

BK「ん？顔に何か付いてる～？ふぁぁぁ」

『ううん、相変わらず可愛いなって(笑) 』

笑いながら、そう言うと

急にベクが近づいて来て

さっきの可愛さとは裏腹に

BK「可愛いは嬉しく無い

本当、Aは何も分かってない」

と、男の顔をしながらジリジリ詰め寄って来て

ソファーに座らされ

恐らく顔も引きつりまくりの私の
隣に座って、急に抱きついて来た子犬

『えっ！？』

CY「お！おい！ベク」

BK「はは(笑)

ビックリした～？

演技だよ演技(笑)可愛いベクちゃんにも
格好いい男らしい部分も有るんだよ～だ！！」

そう言いながら笑う

ベクが、少し悲しそうに見えて

『ベク？』

顔を覗き込むと

BK「お腹空いた～」

と、キッチンに消えていく後ろ姿を見つめた

「どうしたんですか？」

いつの間にか起きていたセフンが

隣に座って居て

『ベクがちょっと悲しそうに見えたから』

SE「ヒョン達も大変ですね

まあ僕もなんですけど」

『セフナ、何の話？』

SE「ヌナにはまだ早いです」

そう言い残し

ヨリを連れて、テーブルの横に座った

皆して何なの

ボーッと座る私

DO「 A。食べないの？」

いつの間にかテーブルに並べられた

ご飯に飛び付く私

SE.CY.BK.DO「「単純」」

『ん？何か言った？

それより、美味しそう！

早く食べよう！ありがとギョンス』

ご飯を食べ始める私達

しばらくした頃、チャイムが鳴り

ドアノブがガチャガチャ動く

驚く４人

玄関に向かい戸を開けると

「 Aヌナぁ～♡」

すぐさま私に抱き着く、この男

それを見て更に驚く４人

BK「何これ、どゆこと？」

DO「 …… 」

SE「これは夢ですか？」

CY「」