あのビーグル達がアイドル！？

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YOU side







３人が戻って行った後、すぐに目を覚ましたマナ


気のせいかスッキリしているようにも見える




マナ「 あぁ！A！( ギュッッ )

凄く幸せな夢みたんだよ！♡♡
夢でもAが出て来てたんだよぉ！ 」



私の周りは抱き付いてくる人が多いみたいです




そんな事より



あれ？さっきの事、夢だと思ってる？



それなら、それで良いか




『 マナもよく寝てた事だし
そろそろ帰ろっか 』



マナ「 そうだね！このまま帰って寝て
また幸せな夢を見るのぉ ♡♡」




夢じゃ無いんだけどね

なんて心の中で思いながら会計へと向かう



家からも近くて良く来る、この店

１人で来る事も少なくは無い

良くしてくれる店長も、お父さんみたいに
何でも話せる仲で、凄く好きなお店



マナが急に

「 あ！お手洗い行ってくる！ 」

なんて騒がしくて自然と笑ってしまう

そんな私を見て、おじさんも



「 マナちゃん酔ったらキャラ変わるな
見てて飽きないよ本当に(笑)」


『 そうだよね(笑)』


「 そう言えば、今日イケメンさん達が
この店に来てくれててな、帰る時も
１人１人が丁寧にお礼して帰って行ったよ。

言葉がカタコトだったから
日本人じゃ無いんだろうけど
なんか嬉しかったよ(笑)」




と、本当に嬉しそうに笑うおじさんを見て


私も嬉しくなった



戻って来たマナと

『「 ご馳走様でした！また来るねぇ〜 」』


と店を後にした

少し歩いた所で私は家

マナは終電ギリギリの駅へと
手を振って別々の方向へ別れた




まだ眠れそうにも無かったから

帰り道にあるコンビニへと向かう



すると３人の女の人が
誰かを探しているのかキョロキョロしながら


「 この辺に居たよね？ 」

「 あたしも見たから間違いない！ 」

「 まだ、この辺に居ると思うんだけど 」


なんて話すその人たちを横目に

コンビニに入り買い物を済ました



外に出ると、まだ３人は居て


「 あの、ここに来る途中
男の人達みてませんか？ 」

と急に、１人の人に話しかけられ



いや、私が知るはず無いじゃん
なんて思いながら


『 すいません、誰も見てないですね 』と答えると



「 こちらこそ、すいませんでした 」

と３人でまた何かを探し始めるのを
不思議に思いながら



コンビニを曲がると


そこには帽子を深く被った
怪し過ぎる数人の男達が居て


私は何をする事も出来ず一瞬で囲まれた

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