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YOU side
俯いたまま部屋へと入る
さっきの男の人は、自分の席へ戻って行った様子
私をここに置いたまま、どうしたいのか
「 誰なの、この人 」
「 セフナ、事情を説明しなさい 」
「 どう言う事なの 」
「 出てって貰っていいですか 」
「 今、プライベートなんだけど 」
色々な声が聞こえる
私は、つい
『 あの、私、ファンでも何でも無いんですよ
しかも、その人が勝手に連れて来たのに
出てってって何ですか?
意味が分からないんですけど 』
と言って顔を上げると
案の定、凄い数の目に見つめられていた
ポカンとする人
ビックリする人
少し怒っている人
無表情で見つめる人
申し訳なさそうな人
すると奥から
「「「 A!! 」」」
聞き覚えのある声が聞こえた
やっぱりね
その3人はバタバタの奥から走って来て
BK「 やー!A!
知らない男に付いてっちゃ駄目じゃん!」
なんて言いながら抱きついて来るベク
ん?そこ?しかも痛い
CH「 A?何でここに居るんや?
ベク、いい加減離れや。笑 」
優しい笑顔で聞いてくれて
ついでにベクも離してくれたジョンデ
CY「 何してんだよ 」
チャニョルは、
ん?少し怒って…る?
私が説明しようとした瞬間
「 連れて来て正解でしょ 」
私を連れて来た張本人が笑顔で答えた
『 はぁ… 』( ため息 )
BK「 とりあえず、A、こっち座ろう! 」
と、ベクとジョンデの間に座らされる
少し警戒してたメンバーさん達とも
だいぶ打ち解けて来て
名前も、年下とタメは呼び捨て
ヌナ呼びも何故かされる事に
何故かオッパ呼びも、、させられる事になった私
ベクが急に
BK「 A!今日のコンサートどうだった? 」
『 悔しいけど、本当に最高でした 』
すると、メンバー達は笑顔になって
また話し始めた
BK「 ところで、俺達がアイドルしてるの
知らなかったんだろ?
でも、今日のコンサート見て
良かった人は誰だった?笑 」
その発言と同時に一斉に向けられる視線
『 …
皆さん、最高でしたよ 』
TA「 そうじゃなくて!誰か選んでよ! 」
CH「 あんまり集中してなかったんか! 」
LA「 全員、駄目だったんだよぉ〜 」
『 いや、そう言うわけじゃ無いんですけど 』
BK「 じゃ、誰だれ!!! 」
私は1人の方を指す
『 ギョンス 』
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☆あん☆(プロフ) - おもしろいです!更新楽しみに待ってます。 (2018年1月5日 4時) (レス) id: a7ab99c4ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:牛乳 | 作成日時:2017年11月15日 22時