３２話 ページ33
「それじゃあ、いくぞ。「
そして一瞬光に包み込まれトレイ先輩が言った
「ではマロンタルトをもう一口どうぞ」
「ん、んん？これは……マロンタルトなのにチェリーパイの味がする！」
「ツナ缶の味だ！次はチーズオムレツ！」
『すごい！チョコレートの味がする！』
「すごいですね、味を変える魔法がクローバー先輩のユニーク魔法なんですか？」
「正確には「要素を上書きする魔法」だな、味だけじゃなく、色や匂いなんかも上書きできる、能力は短時間しか持たないから落書きみたいなものだ」
『使い方次第では色々なことに使えそうだけど…』
十分すごいと思うんだけどな……
「さ、今日はもう遅い、タルトを寮長に渡すのは明日にして、寮に戻ろう、明日は「なんでもない日」のパーティーだ、遅刻するなよ」
そういえば私ってなんでもない日のパーティーに行っていいのかな……
多分いいよねっ！んふふ、どんなお菓子あるのかな〜
「そういえば、エースはまだ寮には入れなかったんだったな、デュースもお目付け役としてAの寮に泊めてもらえないか？寮長には言っておく」
「えぇ、デュースも来るのか……」
『やったねグリム！パーティーだよ！購買部でお菓子買ってこーよ』
「え〜、たのしそ〜、俺も行ってもいい？」
「お前はダーメ」
「ちぇ、さげぽよ」
「じゃ、A、うちのが２人も邪魔して悪いが明日までよろしくな、夜ふかしはだめだぞ」
『もちろんです！』
ふふ、何かってこうかな〜、ポテトチップス、チョコパイ、じゃが○こ…
「エース、Aにちょっかい出すなよ」ﾎﾞｿｯ
「するか！わかってるってーの！！」
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
「……きろ、起きろ、A」
『ん〜、なんで会談室……』
あ、そっか……昨日お菓子食べて夜ふかしして寝落ちして
コンコン
「誰か来たな、と、このままじゃまずい！A！早く変身魔法をしてくれ！」
『んぁ…？変身魔法………？』
「おっはよ〜！昨日のお泊り会は楽しかっ…………お取り込み中だった？」
それもそのはず、デュースが頑張ってAを隠すため押し倒すような構図になっていたのだ
「ち、ちがっ！」
「オイこらデュース！抜け駆けしてんじゃねー！」
「ぐほぉっ！」
それをエースが強烈なアッパーをかました
「って、そんなことよりなんで人気アイドルのAちゃんこんなところに！？！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひい(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて、すぐ読んじゃいました！５章のポムフィオーレ編で、どうなるのかすごく楽しみです！これからも無理せず頑張ってください！ (8月22日 20時) (
レス) @page50 id: 1597c5195c (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵＠副×2垢(プロフ) - 6話めっちゃ力が入ってて好きすぎます。 (6月30日 23時) (レス) @page7 id: 70a431d9b6 (このIDを非表示/違反報告)
ワンコ(プロフ) - らむねさん» コメントありがとうございます！更新は止まってしまうこともありますがこれからも元気に続けていけたらなと思っています。 (6月28日 0時) (レス) id: b15d9f265c (このIDを非表示/違反報告)
ワンコ(プロフ) - 虹色humanさん» コメントありがとうございます！色々推しの子要素を練り込ましていきたいのでこれからもそういう要素はたくさん入れていきたいと思います！ (6月28日 0時) (レス) id: b15d9f265c (このIDを非表示/違反報告)
らむね - すっごく面白いです！推しの子とツイステの小説、あまりないので嬉しいです。無理しないで、自分のペースで頑張ってください！ (6月21日 6時) (レス) @page37 id: 32bf9f2eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ワンコ | 作成日時：2023年5月18日 22時
