23話 ページ24
「あ、あぁ、そりゃ、まぁ…」
「はーい、顔赤くしないでくださ〜い」
「してない!!!」
顔真っ赤だけど
『フフッそれよりずっと思ってたんだけど』
「なんだ?」
『時間やばいんじゃない?』
言うと同時に授業のチャイムがなった
「やばいやばい!急げ!!」
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
『はぁ〜、朝から疲れてすっかりお腹すいちゃったよ〜、』
昼休みはたくさん休めるから好きだなぁ
「にゃは〜!今日もうまそうなものがいっぱいなんだゾ〜!!」
「だぁー!うるさい!!休み時間だけ元気になりすぎだろ!」
「オレ様あれ食いたいんだゾ!!あれもあれも!!」
『わかったから落ち着いて、走ったら危ない「あだっ!」
あ、誰かにぶつかっちゃったもう、だから言ったのに
「あーーーー!!お前がぶつかったせいでパスタの温玉が崩れちまったじゃねぇーか!!」
「おいおいおい〜プリプリの温玉を崩すのはカルボナーラの1番のお楽しみだぜ〜?」
『すみません、グリムが』
「同落とし前つけてくれんだよ!!」
うわぁ〜、めんどくさいなぁ
「おい、その言い方はねぇーんじゃねーの」
「お前らも前を見てなかっただろ」
「あ゛ぁ゛!?文句あんのかよ!?」
『まぁみんな落ち着いて……』
私はまぁ、こういう人には仕事上なれてるもので…
怒っている不良さんの手を握り上目遣いで見つめる
『ごめんなさい……わたしが見てなかったせいですよね、わかります温玉楽しみなの……』
「あ?いや、その……カワイイ……」
徐々にゆっくり指を絡ませて顔を近づける
「ひぃ!」
『私もカルボナーラとったんです、よかったら食べますか?………あれ顔真っ赤ですよ?』
コツンッとおでこがぶつかる音がする
「あ、もう無理」ブシャーー
すると不良さんは勢いよく鼻血を出して倒れてしまった
「さ、最高………、」
「ち、ちくしょー!羨ましすぎる……じゃねぇ!覚えてろよ!!」
二人は尻尾を巻いて逃げてしまった
『…、どうしたの?エース?』
「いーや別にぃ、まぁ、得意そうだけどさ仕事柄的に」
「仕事柄?」
「デュースあの姿見ても誰かわかんなかったのかよ!?」
「あまりネット系はわからないな」
ふ〜ん
私はエースの耳に近づく
『知らないなら知らないでいいじゃん、内緒にしてねエース』
「はいはい、わかってるっての」
どんなことにも焦らず冷静に相手を不機嫌にして返さない
それこそ本物のアイドルだよね!
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ひい(プロフ) - 初コメ失礼します!めっちゃ面白くて、すぐ読んじゃいました!5章のポムフィオーレ編で、どうなるのかすごく楽しみです!これからも無理せず頑張ってください! (8月22日 20時) (レス) @page50 id: 1597c5195c (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵@副×2垢(プロフ) - 6話めっちゃ力が入ってて好きすぎます。 (6月30日 23時) (レス) @page7 id: 70a431d9b6 (このIDを非表示/違反報告)
ワンコ(プロフ) - らむねさん» コメントありがとうございます!更新は止まってしまうこともありますがこれからも元気に続けていけたらなと思っています。 (6月28日 0時) (レス) id: b15d9f265c (このIDを非表示/違反報告)
ワンコ(プロフ) - 虹色humanさん» コメントありがとうございます!色々推しの子要素を練り込ましていきたいのでこれからもそういう要素はたくさん入れていきたいと思います! (6月28日 0時) (レス) id: b15d9f265c (このIDを非表示/違反報告)
らむね - すっごく面白いです!推しの子とツイステの小説、あまりないので嬉しいです。無理しないで、自分のペースで頑張ってください! (6月21日 6時) (レス) @page37 id: 32bf9f2eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ワンコ | 作成日時:2023年5月18日 22時