２２話 ページ23
「て、話し込んでる場合じゃなかった！「なんでもない日」のパーティーに遅れちゃう！」
「「「『なんでもない日のパーティー？』」」」
「そ、我が寮伝統の「なんでもない日」おめでとうのパーティー、誰の誕生日でもない日を選んで寮長の気分次第で行われるティーパーティー」
「なんだそりゃ！？」
『美味しそうなのたくさんありそ〜！』
「話は後々！急いでバラを赤に塗らなくちゃ！」
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
「赤、赤………それ！ぐわー！青になった！！」
「色よ変われ〜〜〜〜！それっ！ギャーー！バラが燃えちまったんだゾ！」
『赤、あか………………あれ、？薔薇の形がうさぎに………』
「ん〜、思った以上に要領悪いな〜、君ら」
「つーか、バラは白いままでよくね？キレーじゃん、」
『たしかに！うさぎの形もかわいいし！』
もしかしたら才能があるのでは！？
でも、ケイト先輩は困ったように言った
「こればっかりは伝統だからね〜、リドルくんは歴代寮長の中でもガチガチに伝統守ってる真面目な子だから、まちょっとやりすぎ感は否めないんだけど……」
なるほど、寮生も不満は感じてるんだ、
守りすぎても守らなすぎてもどっちみち大変そう
「ところで寮長のタルトを盗んだエースちゃん、お詫びのタルトは持ってきた？」
「え？いや、朝一で来たから手ぶらっすけど…」
「あちゃ〜、そかっか、じゃここは入れられないな、ハートの法律第５３条「盗んだものは返さなければならない」に反してるから」
「はぁ？なんだそりゃ！！」
えぇ〜、せっかくここまで来たのに…、
「悪いけど入れたら俺も首はねられちゃうからさ、追い返させてもらうね」
「え、ちよっ！あの顔絶対本気じゃん！どうにかしてちょきた！」
『と、とりあえず今勝てる相手じゃないだろうし逃げろ〜！』
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
よし、寮の外まで出れた、もうおってこないよね?
「何なんだよあいつ〜」
「倒しても倒しても湧いて出てきたな、幻覚魔法かなんかか？」
「てか、タルトがないなら門前払いなんだろ？」
『いいように使われちゃったね〜』
「と、いうか僕は忘れてないぞ！まだAについて全然わかんないのだがその、女子だったし髪色だって」
『まぁ、いいじゃん！細かいことは気にしない！仲良くしてねデュース』
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ひい(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白くて、すぐ読んじゃいました！５章のポムフィオーレ編で、どうなるのかすごく楽しみです！これからも無理せず頑張ってください！ (8月22日 20時) (
レス) @page50 id: 1597c5195c (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵＠副×2垢(プロフ) - 6話めっちゃ力が入ってて好きすぎます。 (6月30日 23時) (レス) @page7 id: 70a431d9b6 (このIDを非表示/違反報告)
ワンコ(プロフ) - らむねさん» コメントありがとうございます！更新は止まってしまうこともありますがこれからも元気に続けていけたらなと思っています。 (6月28日 0時) (レス) id: b15d9f265c (このIDを非表示/違反報告)
ワンコ(プロフ) - 虹色humanさん» コメントありがとうございます！色々推しの子要素を練り込ましていきたいのでこれからもそういう要素はたくさん入れていきたいと思います！ (6月28日 0時) (レス) id: b15d9f265c (このIDを非表示/違反報告)
らむね - すっごく面白いです！推しの子とツイステの小説、あまりないので嬉しいです。無理しないで、自分のペースで頑張ってください！ (6月21日 6時) (レス) @page37 id: 32bf9f2eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ワンコ | 作成日時：2023年5月18日 22時
