story ページ25
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「ちょっとトイレっ」
マリ･女達｢いってら〜｣
用を済ませて部屋に戻ろうとした。
トイレの入口付近で
いた…
なんでいんの…
無視して通り過ぎようとしたら
ガシッと腕を掴まれた。
ビックリして顔を見てしまった。
冷静になれ…
「なに」
jk｢…｣
「痛い」
jk｢あっ、ごめん｣
手が離れて戻ろうとすると
jk｢ねぇ｣
「だから何」
jk｢…ひっ、久しぶり｣
「は？」
jk｢元気してた？｣
「は？何言ってんの？元気してた？よくそんなこと言えるね」
jk｢…ごめん…｣
「もう行くね」
jk｢まって！｣
jk｢１回だけ。１回だけでいいから話したい｣
「今さらなにを？」
jk｢ブロックして電話も着拒してるんでしょ？だから話させて欲しい｣
「っ…」
jk｢お願い。｣
「…わかった」
jk｢ありがとう｣
「とりあえず後でいい？まだみんないるし」
jk｢うん、わかった｣
なんで、わかったって
言っちゃったんだろ
はぁ…
心のどっかにジョングクくんがいる
なんて自分でもわかってる
すごく傷つけられたのに
未練タラタラだって…
情けない。
そんなこと自分で思いながらも
わかったって言っちゃった…
この際だから
ちゃんと話すのもありかもしれない
自分にそう言い聞かせて
部屋に戻った。
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作者名：youchan | 作成日時：2020年7月25日 23時
