再開~あの時も今も~ (ページ18)

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story ページ18

『Aは俺が守るから』

って言われた

しかも呼び捨て…

女から守るって意味なのはわかるけど

ほんとに心臓が飛び出そうなくらい

ﾄﾞｷｯとした

それからは

ほんとにどこ行くにもジョングクくんと一緒

マリもジミンくんもテヒョンくんも

話を聞いてくれて

ジョングクくんの傍から離れるなって言われた

だからずっと一緒にいる

売店や職員室、

それぞれ違う移動教室の時も
私の教室まで送ってくれる

私が席を立つと

jk｢どこ行くの？｣

「え？トイレ」

jk｢俺も行く｣

って…

そんなこんなんだから

周りでは

『付き合ってるの？！』

って噂が流れ出した

私は

ちょっとやりすぎでは…

噂も回ってるし…

って控えたいけど

ジョングクくんは

そんなの気にしないって感じで

いつも私の傍にいる

______________________________

そんな日がずっと続き

あっという間に３ヶ月が過ぎようとしていた

相変わらず、どこ行くにも着いてきて

ジョングクくんが教室を出る時は

jk｢Aも行くの！｣

って言って連れ回される

周りのみんなは

『仲良いね』

『相変わらずラブラブ』

『チョン夫婦』

って噂レベルじゃなくなった

付き合ってないって言っても誰も信じてくれない

マリ｢まぁいーじゃん｣

「良くないでしょ」

マリ｢何が嫌なの？ジョングクも別にそんなの気にしてないじゃん｣

「それも良くないし」

マリ｢は？気にしないのがなんで良くないの？｣

「付き合ってないのに付き合ってるって。ジョングクくんも迷惑じゃん」

マリ｢ジョングクは迷惑なわけないじゃん｣

「なんで？」

マリ｢Aのことが好きだからに決まってんじゃん！忘れたの？！｣

「あっ…」

マリ｢って言うかほんとに付き合っちゃえば？Aも実際好きなんでしょ？｣

「えっ私は…」

マリ｢え？好きじゃないの？！｣

「……す、すき」

マリ｢じゃ、いーじゃん！！！｣

そうだよね…

そうなるよね…

でもちゃんと付き合うっていう告白もまだないし

好きとは言われたけど…

付き合って欲しいは…

まぁ最初断っちゃったけど…笑

私が好きって言うべきなのかな…