【SlMs】好きって言わせたいシルクくんの話 ページ1
昼下がり。暇だったからマサイの家に遊びに来てる。
仮にも付き合ってるんだけど、家に来てから一回も俺と目を合わせてくれない…。
嫌なことでもあったのか？
「マサイぃ〜」
『なーに』
画面をスクロールする指を止めないで空返事をされる。
俺はマサイの腰に抱きついて背中に顔をうずめた。
「なんで今日はそんなに冷たいんだよー」
『いつも通りだけど？』
「はぁ？今日お前俺の方見ないじゃん」
『そんな意識はない』
「じゃあ俺の方向けよ」
『やーだ』
何だよ、自棄に素直じゃねぇな…。
たまにはお前の方から甘えたりしてこいよ。
『ていうか息かかって少し熱い』
「じゃあマサイが俺のこと好きって言ってくれたら俺離れるわ」
こいつは俺に滅多にデレない。
所謂ツンデレだけど、俺はマサイがデレてるところを見たことがないかもしれない。
まだ付き合って日が浅いからっていうだけなのか、それともただ単に俺に興味がないだけなのか。
告白したのも俺だし…。
でもマサイは優しい奴だ。
メンバーにも、前は俺にも。
急にこんな素っ気ない態度をとられて寂しい俺の身にもなってほしくはある。
『お前は？』
マサイが俺の方に振り返った。
目が合った。
「じゃあお前が言ったら言う」
『んんー』
「何だよ」
マサイはスマホの方に向き直って小さい声で言った。
『…好きだけど』
「…え？聞こえない」
『…好きだけど』
「だけど？」
『言ったけど、まだ離れないで？』
えっ、えぇぇぇぇっ…
…なんだよそれ、マサイの癖にズルすぎだろ……。
お前がそんなことするなら、俺だってちょっと遊んでやろうか？
「わかったけど、一回。一回少し離れさせて」
『…少しな』
俺はマサイの背後で立て膝をたてて、座ってスマホを見るマサイの後頭部に手を添える。
顔を俺の方に向けてその顎を支え、長めのキスをした。
離してマサイの顔を少し上から見下ろすと、マサイは赤面した。
『いきなりかよバカ…』
一言だけ言って、またスマホの画面に目をやった。
ここでもう一押し。
「あ、そーだ。俺からまだ言ってなかったね」
『いや、もうい…』
抵抗させる間もなくマサイの首に腕を絡めて、真っ赤になっている耳のすぐ横で言った
「マサイ、大好き」
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みかん(プロフ) - ミントさん» いやぁ…ありがとうございます、すごく嬉しいです…。近いうちにEiTr出す予定なので楽しみにしていてほしいです！"様"なんて…。貴女様のような読者さんに読んでいてだけて光栄です…これからもお願いします！ (2017年12月5日 15時) (
レス) id: 65ae980494 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - 初めまして、ミントと申します！みかん様がこの小説を書きはじめた頃からのファンで、陰ながら拝見させて頂いておりました。まだまだみかん様の小説が読みたいので是非続編を作って下さい！因みに私はEiTrが好きです！ (2017年12月5日 0時) (レス) id: b75c81acfb (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - あやもち(新アカウント)さん» あやもち 様リクエストありがとうございました！あまり書かない方ような話だったので、書いていて凄く楽しかったです。また是非リクエストお願い致します。ありがとうございました。。 (2017年10月6日 1時) (レス) id: e194d168e8 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - ありがとうございますほんとに(鼻血)あーゆー展開もいいですね！また機会があればリクエストさせてください。ありがとうございましたヽ(*´∀｀)ノ (2017年10月6日 1時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - "お知らせ"という小説で公開している通り、本日から更新停止期間となります。私のプロフィールから、作品の一つの"お知らせ"をお読みください。リクエストは是非どうぞ。では１ヶ月後に。 (2017年9月11日 1時) (レス) id: e194d168e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2017年8月20日 18時
