頂上決戦 ページ35
にいにと2人で走り出す。これじゃ間に合わねぇな…能力使うか…
『にいに、手繋いで』
ｽｳ「わかったけどなんで？」
『全力で走る』
ｽｳ「は？それジェットコースターじゃん！って待ってやだぁ！！！！」
『行くぜ！全力ダッシュー！！！』
にいにの手をしっかり掴み走り出す。ま、この速さなら5秒も要らない
ｽｳ「エース！！待てっ！！」
エースの所でにいにの手を離しにいにはエースの手を掴んで止めた。私は勢いを殺さずそのままルフィの元へ走り蹴り飛ばす。あ、サカズキさんちっす
ｻｶｽﾞｷ「てめぇ、なにもんだぁ？」
『…フェンセスビー・A』
ｻｶｽﾞｷ「律儀に名乗るたぁ、大した勇気だ。死ねぇ！！！」
『ルフィ、死ぬなよ』
ﾙﾌｨ「は…」
『にいに、早めにここ離れろよ』
ｽｳ「わかってる！エース行くぞ」
ｴｰｽ「だが！ルフィが！」
ｽｳ「あれは味方だよ」
『エース助けるためにてめぇが死んだら意味ねぇだろ！！大切な人の命を奪ってまで生き長らえたいやつなんかいねぇ！分かったらさっさと逃げるぞ』
ﾙﾌｨ「…っ、あぁ。助けてくれてありがとう」
ﾛｰ「ルフィは俺が預かる」
『ロー兄ちゃん…久しぶり！』
ﾛｰ「その呼び方…お前ル…」
『A、本当の名前だよ』
ﾛｰ「…おう、Aにまさかここで会えるとは…」
『へへっ、びっくりでしょ？ルフィのこと頼んだよ』
ﾛｰ「あ、あぁ」
ﾙﾌｨ「誰だ…」
『ルフィの味方だよ』
ﾙﾌｨ「お前も誰だって思ってるけど」
『なーいしょ！』
ﾛｰ「預かるよ」
『はーい、お願いしまっす！また会おうね！ロー兄ちゃん』
ﾛｰ「あぁ、またな」
ロー兄ちゃんにルフィを受け渡したあとにいにのとこへ走り出す
『………にいに』
ｽｳ「なに」
『早めに撤退しろ』
ｽｳ「わかった。Aは？」
『大丈夫。知ってるでしょ？私のしぶとさ』
ｽｳ「ははっ、そうだな」
『私は適当に黒ひげの相手するから。早く逃がさなきゃ死ぬぞ』
ｽｳ「わかってるさ」
ｴｰｽ「スウ！なにするつもりだ！！」
ｽｳ「まぁ見とけって」
『あ、スウ確認いいか？』
ｽｳ「あ？」
『サッチのとこにまた黒ひげ来たか？』
ｽｳ「あいつもそこまで馬鹿じゃねぇよ。目的は悪魔の実だけだしな」
『わかった。ありがと。お前の親父さんのとこ行って周りの奴ら蹴散らして親父さん投げるから受け止めろよ？』
ｽｳ「え、あ、うん！」
『あとこれ』
私はスウに2枚の紙を渡した
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作者名：ユート | 作成日時：2020年1月23日 16時
