【ONE PIECE】最強女子高生の最弱物語 (ページ34)

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この後の動きに大切なものの準備をする。これがあれば何とかなるはずだ
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ここの部屋は人がいる。少しでも人がいないところに行かなきゃだめだよね。こんなところでする訳には行かないし…こっそり部屋を出る。もちろんバレないように
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雄叫びが上がる。外を見ると鎖に繋がれたエースが処刑台に連れてこられていた。ちゃんと準備は出来た。いつでも大丈夫だ
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ﾙﾌｨ「エースぅぅぅ！！助けにきたぞー！！！」

そんな声が聞こえた
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広間に真っ黒な桜が咲いた。あれはにいにの能力だ。そしてその桜の花びらが舞い…いや、鋭くなり周りの人を切り付け始めた

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さぁ、戦争の始まりだ

ルフィが暴れてる。まだ大丈夫大丈夫だ。問題はこの後……エースが解放されたあとだ

『……私が動くのはエースのためでも白ひげのためでもない…にいにとばあちゃんたちのためだからね』

誰に言うわけでもなく窓に手を付き言葉を零す。多分、今日以上に危ない戦いはないだろう。いやないで欲しいけど！！

ｴｰｽ「親父が…弟が…仲間たちが！倒れていくのに…何も出来ない……今になって命が惜しい」

お、そろそろかなぁ。多分にいには…助けに行くだろうし…真っ黒なローブを羽織って顔も隠してあとは狐の面をつければ…よし、これで完璧かな。窓を開け存在感を消したまま飛び降りる。にいには…あそこの桜のとこか…いやぁ、桜って分かりやすくていいなぁ

『に、い、にー！！』
ｽｳ「誰っ！って…そんな呼び方すんのAか」
『やあやあリッチとユユは？』
ｽｳ「ユユは後衛。リッチは参加させなかった。一応革命軍だし。Aはよくここ来れたね？」
『海軍だからね。ほんとは建物の中待機だけど…どこも危ないし…エースを助け行くんでしょ？』
ｽｳ「うん」
『あの場面になったらにいにはエースを止めて。私がルフィを助け出す。おk？』
ｽｳ「わかった。A、しくじんなよ」
『…はっ、てめぇこそなぁ？』
ｽｳ「分かってるわ」
「あれは白ひげ海賊団のスウ…と、誰だ？」
『にいにの家族で優しくて可愛くてか弱いみんなのアイドルAちゃんだよ』
ｽｳ「うわ、まだそれ言ってんの？」
『にいにったらツンデレなんだからあ』
ｽｳ「殺そか？」
『やーだ！』
「てめぇら調子乗るんじゃねぇ！」
『おっそいねぇ？？』

軽く避けて顔を蹴り飛ばす。一発で意識飛んだっぽい

『行くよ』
ｽｳ「おう！」

さあ、エース救出作戦開始じゃ！！