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ﾛｰ｢それで？結局お前は海軍なのか？｣
『あの…海賊も海軍も聞いたことあるけど…お話の中だけじゃないの？』
ﾛｰ｢…は？｣
『他のとこじゃいるのかもしれないけど…私の国にはいなかったよ』
ﾛｰ｢今俺が海賊だって言ったよな？｣
『えっと冗談じゃないの？だって海賊って知らない人いたら遠慮なく切る恐ろしい人でしょ？』
ﾛｰ｢…世間知らずか｣
ｼｬﾁ｢船長、そういうこと言っちゃダメですって｣
ﾍﾟﾝ｢ルーイちゃんはどこから来たの？｣
正直に言ってもいいのだろうか…この世界にはワノ国はあっても日本はないはずだ
『……………日本です』
ﾛｰ｢ニホン？｣
『はい、自然が豊かで犯罪とか他の国に比べると少なくてでも観光地も多くて外国の人いっぱい来るの』
ｼｬﾁ｢…船長｣
ﾛｰ｢あぁ、聞いたことないが…この様子を見ると嘘でもなさそうだな｣
ﾍﾟﾝ｢でも観光地が多いくらいなら知っててもおかしくなさそうだけど…｣
『日本知らないの？』
ﾛｰ｢聞いたことないな｣
『そっかぁ…きっとロー兄ちゃんも気に入ると思ったのにな』
ﾛｰ｢お前は俺の何を知ってるんだよ｣
『えっとね、優しくてかっこよくて強そう！！』
ﾛｰ｢…俺は強そうじゃなくて強いんだ｣
『そうなの？すごい！！』
ｼｬﾁ｢船長が強いのは本当だけどね、優しいのは…｣
ﾛｰ｢おい｣
ｼｬﾁ｢…なんでもないです｣
『ロー兄ちゃんも優しいでしょ？』
ﾛｰ｢も？｣
『シャチ兄ちゃんもペンギン兄ちゃんもベポ兄ちゃんも！！みんな優しいの！1番好きなのはベポ兄ちゃん！！もっふもふでね、暖かいんだぁ』
ﾍﾞﾎﾟ｢ルーイも暖かいよ〜｣
『えへへ、ぎゅーっ！』
ﾍﾞﾎﾟ｢ぎゅー｣
ﾛｰ｢おい、ベポ…いい加減離せ｣
ﾍﾞﾎﾟ｢え〜｣
ﾛｰ｢まだ話したいことがあるんだ｣
ﾍﾞﾎﾟ｢アイアイ、キャプテン｣
『話したいこと？』
ﾛｰ｢あぁ、俺らは海賊だ。お前を連れて行って守るのは難しい。だから次の島まで送っていく。そしたらそこの島にある海軍基地へ行け｣
『一緒にいちゃダメなの…？』
ﾛｰ｢お前はまともな道を歩め｣
『ロー兄ちゃんは？』
ﾛｰ｢俺は海賊だ。もう引き返せねぇ｣
『…そっか、わかった』
ﾛｰ｢だがまだ着くまで1週間はかかる。それまでみっちり鍛えてやる｣
『！うん、よろしくお願いします』
一言でいうなれば訓練は地獄だった。ひたすら素振りをして体力をつける。本を大量に読むなど地獄だった。でもローという推しがいたから頑張りきれた
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作者名：ユート | 作成日時：2020年1月23日 16時
