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『2回目はないから』
そう呟くと男の顔色が悪くなる
『海軍は正義の味方でも海賊は悪い人だからね！次悪さしたら許さないもん！』
「わ、わかった。もうやらないから……」
『じゃあボルサリーノさん！この人牢屋…？みたいなとこ連れてこ！』
ﾎﾞﾙｻ「……ほんと、ルーイは強いねぇ」
『私はまだまだだもん！』
ﾎﾞﾙｻ「そんなことないと思うけどなぁ」
「そういえば…もうひとつ話すことが…！」
男が何かを話そうとした瞬間力尽きたように眠った。何を言いかけたんだろう…ま、いっか
『この人はどうしよ』
ﾎﾞﾙｻ「他の海軍の人に頼んだよ」
『さすがボルサリーノさん』
ﾎﾞﾙｻ「まあね」
『ボルサリーノさんと一緒に帰れる！』
ﾎﾞﾙｻ「それは嬉しいねぇ」
『……眠い』
ﾎﾞﾙｻ「おいで？抱っこしてあげる」
『やったあ！』
ボルサリーノさんに抱きつく。今度は敵いないし大丈夫かな。海軍の船つくし……そう思いながら眠りについた
私は今どこにいるでしょうか！答えはセンゴクさんの目の前に正座させられています
ｾﾝｺﾞｸ「…腕に怪我をしたと聞いたが」
『……その、ボルサリーノさんが襲われそうになって…ボルサリーノさんなら大丈夫って思ってたけど体が動いちゃったの……ごめんなさい…』
ｻｶｽﾞｷ「お前が怪我したって聞いてみんな心配しちょった」
『うん、えっと、その…ごめんなさい…と、ありがとう……』
ｸｻﾞﾝ「ほら、みんなルーイを威圧しないの！可哀想じゃないの」
『クザンさん！』
ｸｻﾞﾝ「でもルーイ、心配したからね」
『……はい。次からは気をつけます』
ｸｻﾞﾝ「うん、良い子だね」
ﾎﾞﾙｻ「ルーイを怪我させたのはわっしの責任だ」
『違う！いつか戦って怪我することも出てくる！あの時動けなければ戦いになった時も動けない！私は守るために海軍になったんだもん！』
ｾﾝｺﾞｸ「…ルーイの想いは伝わった。だが…心配をかけさせないでくれ…」
『…えっと、はい…気をつけます』
ｾﾝｺﾞｸ「ならいい」
ｻｶｽﾞｷ「ルーイ、訓練するぞ」
『はい！』
ｸｻﾞﾝ「ちょっとちょっともう少し休ませてあげなよ」
ｻｶｽﾞｷ「…いや、もうすぐ頂上決戦があるじゃろ。きっとルーイは止めてもくるじゃろうから…せめて死なぬよう鍛えるまでだ」
『ありがとうございます…サカズキさん』
そうだよ。頂上決戦のために訓練しなきゃ……
そう思いながらも視界が暗くなっていき最後に見えたのは私を後ろから支えてたガープじいちゃんだった
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作者名：ユート | 作成日時：2020年1月23日 16時
