帰還 ページ14
クザンの自転車の後ろに乗ってたものの眠くて眠くて何度か落ちそうになってた。すると気づいたクザンは私を前に乗せ落ちないように抱っこしながら走り出してくれた。精神年齢的にも少し恥ずかしいけど嬉しかった。あと眠かったから寝た
ｶﾞｰﾌﾟ｢おーい、ルーイ起きとるか？｣
『………ガープじいちゃん！？あれ？ここどこ？』
ｶﾞｰﾌﾟ｢海軍本基地じゃ｣
『私クザンさんと出かけてたんじゃ…？』
ｶﾞｰﾌﾟ｢寝てたからここに預けて行ったぞ｣
『そうなんだ…あ、それよりガープじいちゃん！』
ｶﾞｰﾌﾟ｢なんじゃ？｣
『周りに私の事天使って言ってんの？新聞に最弱天使って書いてあったんだけど！』
ｶﾞｰﾌﾟ｢最弱だと？まあ天使なのは本当じゃろう？サカズキもボルサリーノも言っておったぞ｣
『嘘だ…なんで？』
ｶﾞｰﾌﾟ｢それより最弱ってどういうことだ…｣
『殺されそうだったところをクザンさんに助けてもらったから…？』
ｶﾞｰﾌﾟ｢それだけで最弱じゃと？｣
『わ、私は実際に弱いしいいの！それよりもガープじいちゃんに渡したい物があるの……その、これ……』
白のブレスレットを渡すとガープは大きく笑いだした。え、笑う要素あった？こいつなんなん？喧嘩売ってんのか？買わないけど
ｶﾞｰﾌﾟ｢いやぁ、すまんすまん。クザンに言われとったからの。ルーイが大切な人たちの色のブレスレットをつけてお土産配るって｣
『え……クザンさんそんなこと言ってたのかよ！もー、緊張して損したじゃん…』
ｶﾞｰﾌﾟ｢じゃあ届けてくるのか？他の大将とセンゴクに｣
『うん、そうする…行ってくる』
ｶﾞｰﾌﾟ｢ルーイ｣
『何？』
ｶﾞｰﾌﾟ｢一昨日は怖かったじゃろ？、お疲れ様｣
『………うん！ありがとう！大好きだよ、ガープじいちゃん！』
ｶﾞｰﾌﾟ｢おー、じゃあ行ってこい行ってこい｣
『はーい』
ルンルン気分で部屋を出たのは言いものの周りからの視線が痛い。いや聞こえてますよ？コネで入ったとか自分の身も守れないとか最弱だとか…少なくともお前ら以上に強いし賢い媚の売り方も知っとりますがな。自分というのもあれだが結構大将たちに好かれてる自信あるよ？お前らは嫌われてる奴ばっかだろうけど…というか戦っとこともない相手を記事に書いてある通りに信じて弱いと思ったらすごい命取りだよ、バカだなあ。ま、私には関係ないこと！とりあえずセンゴクのとこ行こー
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作者名：ユート | 作成日時：2020年1月23日 16時
