【ONE PIECE】最強女子高生の最弱物語 (ページ12)

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もう半年くらいは経ってる気がする。うん、筋がいいのかチートのせいかわからんけどすぐに六式を習得できた。一番欲しかった月歩ができるようになって良かったわあ…んで今はクザンさんの任務に同行中。って行っても自転車の後ろに乗って旅してるだけだけどね

『クザンさん、何しに行くの？』
ｸｻﾞﾝ｢んー？海賊退治？｣
『でも海賊いないよ』
ｸｻﾞﾝ｢見かけたら倒す。今から少し遊びに行こうか｣
『遊びに？うん！行く行く！！』
ｸｻﾞﾝ｢じゃあシャボンディ諸島の遊園地行くか｣
『遊園地連れてってくれるの？やったあ！』
ｸｻﾞﾝ｢元気だねぇ｣
『うん！遊園地大好きなの』
ｸｻﾞﾝ｢そうかそうか…ってあらら、海賊船見つけちゃったじゃないの｣
『？でもクザンさんなら瞬殺でしょ？早く倒そ！もうすぐ着くの？』
ｸｻﾞﾝ｢そうだねえ、あれを倒したらすぐに着くけど…｣
『私も戦う！！』
ｸｻﾞﾝ｢ルーイ、船に乗ってもいいけど戦うのは禁止、ひたすらに逃げてなさい。怪我でもしたら殺されちまう｣
『えー？仕方ないなぁ…クザンさんの言う通りにするね』
ｸｻﾞﾝ｢よし、いい子だ｣

海賊船にクザンが飛び乗りそれに続くように自分も飛び乗る。クザンが凍らせた人たちをつんつんつっついて遊んでる。それ以外やることないし？別に怖いとかじゃないし？てか暇なだけだし…うーん、なんかこう面白いことないかなあ

｢お嬢さん、青雉の仲間だな？｣
『…おじさん誰？』
｢いや私はまだお兄さんくらいの年だわ！｣
『知らないし誰？』
｢この海賊船の船長さ、お嬢さんを人質にすれば…｣
『………死んで』

ポケットから折りたたみナイフを取り出そうとしたらクザンが目の前に来た

ｸｻﾞﾝ｢アイスタイム｣

一瞬にして男が凍りつく。これはこれはまさか！ロビンちゃんにサウロを氷漬けにした技じゃないか……生で見れるなんて感激…

ｸｻﾞﾝ｢もお、ルーイちゃん大丈夫？｣
『あ、クザンさんありがとうございます…まさか敵が来てるとは思わなくて』

いやまあ余裕に殺せたけど言わない方が得策よね、言わぬが花だっけ？使い方合ってるから知らんけど

ｸｻﾞﾝ｢まあ大丈夫だった？｣
『えぇ、クザンさんのおかげで怪我もせずに住みました！ありがとうございます』
ｸｻﾞﾝ｢いいよいいよ、じゃあ遊園地行こうか｣
『はい！！』

このシーンを撮影されていたなんて私は一切気づかなかった…次の日、偶然見かけた新聞に驚きのことが書かれていた