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最近は食欲もないないから冷蔵庫の中に何も無く、カフェオレを淹れた。
ボーっとしながら飲んでいる間に、到着したと電話が来た。
ＭＨ『久しぶりー！元気だった？！』
『うん。ミニョクも元気そうだね。』
ＪＨ・ＪＳ『お久しぶりです。』
『今日はごめんね。せっかくのお休み邪魔しちゃって。』
ＪＨ『全然そんな事ないです。Aさんともお会いしたかったですし。』
ＹＨ『何だよ。お前そんな事言った事無かったじゃん？』
ＪＨ『心で思ってても声に出すとは限らないだろ？』
相変わらず仲も良さそうだし、とにかく明るいみんなに会った瞬間から元気を貰えた気がする。
黒いワンボックスにジョンヒョンが運転で、助手席にジョンシン、私はヨンファとミニョクに挟まれて
車は渋滞にも合わず順調に海まで進んだ。
『うわぁ。韓国の海は初めて。』
ＭＨ『どうどう？？』
『すごくキレイ！』
砂浜に降り大きく深呼吸すると、日常からすっかり離れて自由になった気分がした。
まだ寒いこの時期、ちょうどいい具合に周りには誰もいなくて。
若者たちは我先にと砂を蹴り上げながら海へと走っていく。
私は自然に浮かんだ笑顔でその後ろ姿を歩いて追った。
水際まで来るとみんな靴を脱いで裸足になり、まだ冷たい海に足を浸して冷たい冷たいと騒ぐ。
私も裸足になり、水が来るか来ないかの辺りでその様子を眺めていた。
ＭＨ『Aー！』
これ以上ない笑顔でミニョクが私を呼ぶと、次々とみんなが私を呼んだ。
私は手を振って答えたあと、少し下がって砂浜に腰を下ろした。
こういう時間は貴重なんだろう。
４人ともすごく楽しそう。
広い海をバックにはしゃぐみんなを見てたら、何だか久しぶりに心から楽しいって思えた。
そのうち、ヨンファだけが戻ってきて、車に荷物を取りに行こうと誘われた。
ちょうどいい機会だ。
ちゃんと謝らないと。
話をしようとすると、ヨンファの方から話しかけられてしまった。
ＹＨ『で、どう？先輩とはうまくいってんの？』
『え？』
ＹＨ『あー、詳しくなんて言うなよ？こう、雰囲気で、ざっくりとした感じで。』
『あぁ、うん。あのね、』
ＹＨ『いいやいいや、やっぱ言わなくて。今日は楽しく過ごしたいし。』
ヨンファは大袈裟に首を振りながら車を開けた。
そっか。
せっかくの楽しい時間だもんね。
こんな話して、気分悪くしちゃうのも悪いよね。
ううん。
それじゃダメだ。
やっぱり今話そう。
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ミズホ(プロフ) - mina62さん» mina62さん、コメ本当にありがとうございます；；。もう年単位で更新して無いのに待ってくれてる方がいるなんて・・・。申し訳ない気持ちでいっぱいです。もちろんなんですが話は続いてるんです。また少しづつ投稿しようと思います。良かったらまた読んで下さい。 (2018年4月10日 14時) (
レス) id: 5f9d5d87cd (このIDを非表示/違反報告)
mina62(プロフ) - こんばんは。いったい何回目だろう？何回も読み返しています。最初はウキウキ読んでましたが、だんだん切なくなってきました。カンインとくっついて欲しいな。再開されることを待ってます！ (2018年4月6日 20時) (レス) id: 30b1ff24d3 (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - 面白いです(^ ^)カンインに頑張ってほしいなぁ… (2014年11月30日 10時) (レス) id: 1cb51095f4 (このIDを非表示/違反報告)
あるむ(プロフ) - すごく面白いです^^ 更新頑張ってください (2014年6月20日 22時) (レス) id: cbee5a0325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2014年6月11日 20時
