. ページ38
「ふな〜!!!エース、デュース!!!」
「おお、どうしたグリム??」
「Aは一緒じゃないのか?」
尚、ユウのことはもはや二人とも興味なしである。好きの反対は無関心なんだよ、知ってた?
「Aが熱だしたんだゾ!!ベッドの上で寝込んでるんだゾ…」
「何っ!?」
「Aがか!?あの『佐々木はモブなので病気とも無縁なんですよね!熱出したヒロインの家に主要キャラがお見舞いに来るとかそんなイベントとは無縁なので病気も無縁。モブって素晴らしいですよね、佐々木です!』って豪語してたAが!?」
「そうなんだゾ!」
どうやらフラグだったらしい佐々木である。そこへ都合よくハーツラビュルの先輩三人組が登場。
「寮長!!Aが熱出したらしいです!!俺、今すぐ見舞いに行ってきます!」
「待てってデュース!俺も行く!」
「何だって?Aがかい?『佐々木はモブ中のモブ!そう、つまりは大怪我または病気とは縁が切れまくっているんですよ!もはや嫌われていると言っても過言ではありません、佐々木です!』と言っていたAがかい?」
「それは心配だな。蜂蜜レモンでも作って持って行った方がいいか?」
「♯Aちゃんが風邪♯NRCの天使が休み…っと、投稿完了!これで皆に伝わった筈だよ!」
「僕たちは兎も角、エースとデュースが見舞いに行けば間違いなく騒ぎ立てるだろう。病人は安静にさせておくのが一番なんだ、僕が行ってくるよ。幸い今回の授業は予習済みだからね」
「え〜?リドルくん抜け駆け〜!授業はオレくんに任せて、本物のオレがAちゃんのお見舞いに行ってくるよ。それが適任でしょ?」
「二人は料理ができないだろう?朝から熱を出したってことは何も食べてないし、見舞いのついでに俺がお粥でも作ってくるよ」
「全員、抜け駆けしようとしてますよね先輩達!?俺とデュースはAのマブなんで!俺らが行ってきます!」
「はい!マブなんで!」
「授業を休むようじゃ優等生にはほど遠いんじゃないのかデュース?」
「なっ…た、確かに!くっ、僕は優等生とマブ、どっちを取れば良いんだ…!母さんとA……究極の二択過ぎる!」
「【一人しか救えません、恋人と母親のどっちを助けますか】って言う質問されたみたいになってるよ、デュースちゃん」
「俺は優等生に…母さんを泣かせないって決めたんだ!でも、Aはその…好きな…思い人で…」
「……全員纏めて放課後に見舞いに行けば良いんだゾ」
それは盲点だったと後に語る
1086人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コンソメポテチ(プロフ) - なんか知ってるキャラいるなぁって思ってたらめっちゃ好きなラノベの佐々木さんでびっくりしました。 (2020年11月4日 19時) (レス) id: 48136d59b2 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 佐々木ファンになりそう…更新待ってます!!! (2020年11月1日 16時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年10月27日 10時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
re:アガサ・クリスティ(プロフ) - 乃亜さん» 佐々木親衛隊にようこそ…← (2020年10月26日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - うっ、佐々木と友達になりたい。頭撫で撫でしたい。セコム達に混ざるでもいい!!← (2020年10月26日 9時) (レス) id: 04cc2a38ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:re:アガサ・クリスティ | 作者ホームページ:なし
作成日時:2020年10月15日 19時