立場逆転【ツイステ】

他の作品の夢主と絡ませてみた ページ36

「さよなら、大好きだった人【ツイステ】」の夢主



「貴方がササキさん、ですね?」


『聖女系美女、ktkr。あ、うpってもいいですか?』


「おや、話に聞いていた通り面白い方ですね。私の信者の皆さんにはいらっしゃらないタイプの…ふふ♪」


『ガチの聖女さんじゃないですか、佐々木です』


「ええ、A教を…それにしても、私と貴方のお名前は一緒なのですね。それに、漆黒の髪…ふふ、素敵です」


『さ、佐々木はモブですよ!?わ、いい匂いする…佐々木です！』


「佐々木さんもいい香りですよ。これは…監督生さんの世界の抹茶、の香りでしょうか?」


『そちらの世界にも監督生さんがいらっしゃるんですか?その、因みにどのような性格で…?』


「ふふ、愛されるために一度私を陥れた方です♪今は私の信者となり、親しくして貰っています」


『そちらの監督生さんも性格が宜しくないですね!?実行に移してくる辺り更に面倒ですね!?佐々木です!』


「あらあら、中々可愛らしいじゃありませんか。愛されたがり、それはつまり寂しがり屋。教祖の私としては、この胸に抱き締めたくなるほど…母性を刺激されてしまいます」


『ず、随分とたわわなお胸ですね…佐々木です…?えっ、本当に一年違いですか?』


「おや、年齢不詳などしておりませんよ?私は正式なオクタヴィネル二年生、慈悲の精神に基づいています。まあ、一度私から離れた方には興味がありませんので、ダンシャリ?させて頂いていますが…」


『ぼ、暴力で解決しないだけ慈悲深い…んですかね、佐々木です。断捨離をダンシャリと言う、言葉に慣れないところが何だか萌えます佐々木です!』


ふふ、と笑う聖女系(仮)美少女。あ、と言う顔をして、何を思い立ったのか佐々木にゆっくりと近づき、その黒髪を一房手に取ると


『本当に…可愛らしい方♪』


「はっ、ちょ、佐々木です!?い、今佐々木の髪に麗しいエンヴィーさんの唇が触れました!?え、佐々木の髪に!?」


『こんなことで照れてしまうんですね、初心な方……そんなにしかめっ面をなさらないで下さい、NRCの皆さん』


「あは、ならブラックゴーストちゃんから離れろよ」


「ちょーっとAちゃんに近すぎじゃない?」



『おやおや、まあまあ…ササキさん、貴方は何方かと付き合っていらっしゃるのですか?』


「いえ。佐々木はモブですしおすし」


『ふふ……決して、皆さんの手を離さないで下さいね』



────私には、終ぞできなかったことですから

.　ゆっぴ様リク→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す