立場逆転【ツイステ】

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『何で皆さん佐々木に寮服着せるんです?佐々木はモブですよ?モブ中のモブですよ?』


「名前がきちんとある時点でモブじゃないとおもうっス」


『はっ、盲点でした…！じゃあこれからモブ山モブ子、又は山田花子と名乗ることにします、佐々木です！』


「「待て待て待て待て」」


モブと書かれたマスクを被ろうとする佐々木の腕をエーデュースが引っ張り、未だ寮長達の「うちの子争い」は続いている。
佐々木はモブです、佐々木です。



『と言うか、モブ顔の佐々木の寮服とか誰得何です?せめてヒロイン(仮)のユウさんに…と思いましたが、この前の発言を思い出したので撤回します、佐々木です。あれはヒロインとしていただけない言葉だと佐々木は思います』


「ヒロインはAじゃないのか?」


『デュースさんの純粋無垢な視線が刺さります、佐々木です。佐々木は基本ストーリーに絡まないモブですのでそこんとこよろしくお願いします』


「清純の君!君のその控えめな所も素晴らしい!ボーテ、100点!」


『そこは何とか50点くらいになりませんか、残り50点は返却できませんか』


「Aさんはいつも100点だよ!」


『オルトさんの無垢な眼差しが心臓にぶっ刺さりました、佐々木です。佐々木はショタコンじゃありません…!強いて言うならばロリコンです…！』


「それはそれでアウトだと思うぞ」


『セウト、セウトですトレイ先輩!』


「それ、結局はアウトでござる…」


『口を閉じていてください、イデア先輩!そうしていただけたら、佐々木はセウトをセーフだと思い込んでいるフリをしてこの場を切り抜けられますので！』


「ゲスいぞA」


『ジャックさんに言われると良心が激痛を感じます、佐々木です。そもそも、佐々木はモブなんですよ!?何で絡むんです!?』


「あ?んなもんお前に興味があるからに決まってんだろ」


『どうにか無関心にできませんか、それ』


「あら、こういう時はちゃんと伝えないとダメよレオナ。アタシはアンタが好きだから一緒にいるのよ。どぉ?アタシのモノになってみない?」


『驚き桃の木佐々木です、決して不思議はありませんですよ!?』


「少し慌てすぎじゃないないのかい?此処まで鈍感だとは思わなかったよ」


『わー、冗談ですよね?主要キャラジョークですよね?待ってください、何で皆さん此方に来るんです?……逃げるは恥じゃないので逃げます佐々木です！』


佐々木とNRCの攻防戦は続く。


リクエストありがとうございました!

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