#21 ページ21
帰るときにはもうすでに暗かったから、ジョンイナが家まで送ってくれた。
「今日はありがとね、話したら気が楽になった」
本当はそんなことないんだけど、嘘でもそう言っておくのが礼儀だと思った。
JI「お前さ、まだ諦めつかねーの？」
「、、、うん、、まぁ」
JI「自分のこと嫌いなやつを好きとか」
変なの、と彼が小さく呟いた。
女心を知らない人だ。
こっちはそのひとことで胸が張り裂ける思いなのに。
JI「もっと頼れよ、俺のこと」
「、、、うん」
JI「じゃあな」
それだけ言い残して、彼は背を向けて帰っていった。
中学の頃は、私が背伸びしたら簡単に追い越していた背丈も、今じゃ随分違う。
ジョンイナ、こうしてみると身長高いんだな。
前よりずっとずっとたくましくなった彼の背中を見つめながら、そんなことを考えていた。
頼れよ、か。
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ぱくいしこ(プロフ) - TAEOTさん» コメありがとうございます！こんな妖精に付き纏われたら最高ですよね笑笑 更新がんばります！！ (2014年12月30日 20時) (
レス) id: a76500d83b (このIDを非表示/違反報告)
TAEOT - レイちゃんが妖精てのは最高ですね( ..)!笑 リアル妖精… 更新頑張ってください！ (2014年11月23日 22時) (レス) id: c8a4390b48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いしこ | 作成日時：2014年10月27日 0時
