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俺のお姫様(至編) ページ8

あてんしょん＞＞＞r15です

今日は久しぶりに何にもする事がない。
する事が無いとないで、なんかソワソワする。
誰か暇そうな人いないかなあ…

至「あ、監督さん。このゲーム一緒にやらない？」

そういって至さんはゲームの説明をしてくれた。
どうやら恋愛ゲームで主人公は王子、そして色んな国のお姫様をおとして、結婚するという恋愛攻略ゲームらしい。

至「俺、この手のゲームあんまやらないから監督さんいると助かるんだよね。」

2人で色んなことを話しながら、ルート？を全部攻略したみたい。至さんは時々ゲーム用語を言ってて何をしてるのかよく分からなかったけど、ゲームなんて久しぶりだったし設定が色々ぶっ飛んでて2人で大笑いもした。

至「最後の眠ってる姫にキスするルートが1番好きかな。」

A「あれ良かったですね〜」

至「……なんか眠くなってきたね。」

A「そうですね…(笑)」

そういって私はリビングのソファーで先に寝てしまった。

〜〜〜〜〜〜

ん…朝だ。昨日は珍しくはしゃいだな〜
ってなんか膝の上に乗ってる？
と思い、下を見るとなんと至さんがぐっすり。
なんで私の膝枕で寝てるんですかあなた。
でも改めて見ると、本当にこの人顔綺麗だよな〜…

A「至さん〜朝ですよ〜」



そういって起こそうとすると_____



ちゅっ



至「そこは目覚めのキスでしょ？お姫様？」


膝元から顔をぐいっと寄せられてキスされた。
もしかして最初から起きてました？


A「私はお姫様じゃないのでやりません。そしてこれポジション逆ですよね(笑)」

そういってどこうとすると、

至「待って俺のお姫様。」と手を取られる。


そして、立ち上がってんっと手を開く至さん。これはもしや…


近づくと至さんにギュッと抱きしめられる。


至「あー俺の可愛いお姫様の補給タイム〜」


A「思ったんですけど至さん二人っきりの時凄い甘えん坊ですよね？」


至「せめてオフの社畜に優しくして欲しいの。」


A「はいはい。よく頑張ってますね。」


頭をなでなでするとどうやら逆効果だったみたいで、


至「………離れたくない。」


むすっとする顔がとても可愛い。子供ですかあなた。
でもそろそろ時間だ。


A「もうダメですって！皆起きてきちゃいますから！！」




この後一時的にカンパニーの中であの恋愛ゲームがとても流行りまくった理由を私は知らない。

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