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秘密の旅行編(万里END) ページ39

あてんしょん→万里ENDとなります

万里side

万里「んじゃ、俺風呂入ってくるわ」

3人「行ってらっしゃーい」

2人は先に入ってて監督ちゃんもさっき上がった所だ

…シャワー浴びながら考えよう。

〜〜〜〜〜

よし、決めた。

今日同じベッドだから言おう。

好きだって。

まじめに恋なんてした事ねーからよく分かんねえけど心臓がどきどきしてんのは分かる。

万里「あがったぞ〜…って」

俺が見た光景は_____

一成と莇に挟まれる監督ちゃん。

ベッドくっつけたみたいで3人で寝ている。

…あーもう無理。見てらんねえ。

万里「おい」

A「ん？万里くん？な、に…っ！？」

監督ちゃんの上に覆い被さる。

万里「なんで隣の奴らとまた寝てんの？どんだけ鈍感なの？」

A「えっ、えっ…？」

困惑するA。このぐちゃぐちゃした気持ちが止まらねえごめん。

万里「俺の気持ち何にも知らねえくせによ…っ」

腕に力がこもり、ベッドがギシッと鳴る。Aが顔を隠していてよく見えない。

こんな俺軽蔑した？嫌いになった？

なあ、今のあんたはどんな顔してんの？

手をどかすと___

A「ご、めんなさ…」

泣いていた。

A「万里くん今日ずっと機嫌悪かったから、何とかしようって思ってたんだけど私の事嫌いだったんだね…ごめんね…」

…は？

て事は俺が空回りしてたのが全部嫌ってる行動に見えたってこと？

じゃあ本当は俺の事どう思ってるの？

A「気が付かなくてごめんなさ」

万里「俺、Aの事好きなんだけど」

気がついたらキスしてた。

万里「これで分かった？俺の気持ち。」

A「え、ん…？」

また困惑してる。
でも顔が真っ赤。可愛いかよ。

万里「その…一成とか莇に嫉妬してAに八つ当たりしてたんだわ。あーほんと情けねえ…」

A「え、じゃあ、あんまり喋らなかったのは嫉妬してたってこ」

万里「それ以上喋んな！」

自分でも恥ずかしくなってきた。
でも、伝えられてよかった。

〜〜〜〜〜

一成「結局あの後二人とも付き合ったんだよね〜☆」

莇「途中から起きちまってくそ気まずかったわ…」

万里「その話すんな！！！恥ずかしい！！！」

A「まさか万里くんが私の事好きだなんて思ってなかったし」

一成「俺がセッツァーを煽ったおかげだね〜☆」

万里「その罠にまんまとかかったよ…」

一成「だってセッツァー全然行動起こさないんだも〜ん笑」

万里「うるせえ！」

END

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