小さなプリンセス〜Special Story〜

23話―勝利の彼女― ページ34

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璃子side



璃「勝利君、ここに座って？」


朝、荷物をまとめて

勝利君のベットに座って

隣に来てほしいと声をかけた。




璃「改めて、、ごめんなさい。」



勝「ううん、ちゃんと考え直してくれて、、嬉しかったよ」



璃「うん、、それと守ってくれて、、ありがとう」



勝「それは男として、女の子を守らないとって、、。もっと早く駆けつけてあげればよかったんだけど、ごめん」



璃「ううん、嬉しかった。すごくすごく、嬉しかったんだよ？」



勝「よかった。璃子ちゃん、この後どうするの、、？」



璃「お姉ちゃん、今刑務所にいるんだって、、。薬とかにも手を出していたみたいで、、。だから北海道のおばあちゃんに連絡して、一緒に住むことになったの。」



勝「そっか、北海道か、、。遠いね、、。」




そんな寂しそうな顔しないでよっ、ずるい、、。




璃「もうすぐ親戚が迎えに来てくれるから、、。」



勝「兄ちゃんやAも下にいるから、声かけてやって。心配してたし、、。」



璃「もちろん。５日間、お世話になったんだもん。３日間はギスギスだったけどね?笑」



勝「あはは！そうだね笑」





勝利君の笑顔も大好き。





勝「じゃあ、降りようか。荷物持つよ」




そう言って立ち上がり私の荷物を持ってくれた。





待って、、私伝えてないことがあるの、、。





勝利君が





ドアノブに手を掛けたとき




璃「勝利く、、勝利！！！！！」



勝「え、、」




ゆっくり近づいて目の前に立つ。


私より少し高い目線にドキドキしながら。








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璃「勝利、だいすき」


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