小さなプリンセス〜Special Story〜

9話―勝利の彼女― ページ20

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次の日から。

仮にも僕の彼女である璃子ちゃんは、僕の部屋に寝泊まりすることになった。



夕飯の時も、僕の隣をキープして

仕事に行く時も


あ「いってｒ「勝利、いってらっしゃい♪」


夫婦のように笑顔で手を振る。





―――璃子ちゃんが来て三日目



風「今日、家に２人きりになるんだよな、、。」


健「A連れて行こうぜ」



今日は璃子ちゃんが来てから初めて全員仕事。


家に残るのはAと璃子ちゃんの２人。

璃子ちゃんが部屋にいる間、会議が行われた。



千「でもあの子一人で家に置いていくのもなんかな、、、」


裕「勝利、璃子ちゃんを連れて行って」


風「はー！？まじで嫌だ！！」


太「頼む。Aのためだ、、、」


風「、、わかった。あー俺今日笑えっかなー」




「Aのため」


僕たちの口癖だった。


今この会話を璃子ちゃんが聞いていたら


きっとまたあの目をするんだろうなって


考えてる自分がいて。




勝「璃子ちゃんに声かけてくる」



階段を上り自分の部屋に行く。



がちゃ



勝「え、、、」



そこには

涙でぐちゃぐちゃの君がいた。


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