隣の相澤先生〘ヒロアカ〙 (ページ3)

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私が相澤先生と出会ったのは、クラス発表があったとき。

寝袋に入った先生を見たとき、一目惚れしてしまった。

そしてその日、私は疲れた体を芝生に転がらせた。

(あ～疲れたぁ)

あまりにもドッと疲れが出た私は、次第に眠くなってしまった。

それから……3時間くらいたっただろうか？

目が冷めたときには、あたりがオレンジ色に染まっていた。

……もうこんな時間か……

そろそろ帰らないとなぁ。

そう思いながら、私は体を起こした。

す～ぴ～す～ぴ～

？

なんの音……？

あたりを見てみると、隣には真っ黒い物体が横たわっていた。

最初はオバケかともおもったが、よく見てみると、人だ。

しかも、相澤先生。

相澤先生の上には、数匹の猫が一緒になって寝ている。

みんな気持ちよさそうだ。

でも、さすがにそろそろ起きないと風を引いてしまう。

どうしようかと考えた末、私は相澤先生を起こすことにした。

「あの……相っ相澤先生。そろそろ起きないと風邪ひきますよー。」

私の言葉が届いたのか、相澤先生はゆっくりと目を開けた。

『おはよう。子晴。』

……？

今、相澤先生、私のことを子晴って言ったよね!?

「なっ名前知ってるんですか？」

思わず聞いてしまったぁ。

最初見たとき、記憶力はあまり良さそうに見えなかったのに……

『俺を誰だと思ってる。Ａ組の担任だぞ！』

まぁ、確かに……でも、他の人には、名字で読んでたよなぁ。

その違いは何なんだぁ～。

私の中にまた一つ、疑問ができてしまった。