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赤井さんの愛車に乗って、夜道を走った。

 すると赤井さんは、車を止めて外に出た。

 どうしたんだろぅ?

 気にはなったが、何も聞かず私も外に出た。

 そして赤井さんは、何も言わず車の中に入っていった。

 そのまま車を走らせ、ついた先は私が住ませてもらっている、赤井さんの家だ。

 普段は、工藤新一の家で沖矢昴として、住んたやいるがたまにこうして、こちらの家に来ることがある。

 「楓、少し待っていろ。すぐご飯ができる。」

 そう言って、キッチンの方へ行ってしまった。

 服を着替えて、ベッドの上に転がり込む。

 今日は、少し疲れたなぁ。

 そう思いながら、寝転んでいると外でワンッと、言う声が聞こえた。

 なんだろぅ?

 不思議に思った楓は、外に出た。

 すると、そこには犬がいた。

 毛には、枯れ枝や葉っぱがたくさんついていて、毛玉もあった。

 その犬は、多分野良犬だろぅ。

 なぜかは、知らないが警戒もせず、こちらに尻尾を降ってやってきた。

 ブンブン

 すごく嬉しそうによってきたものだから、撫でてみると、すごくなついてくれた。

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作者名:妖狼 | 作成日時:2021年7月26日 17時

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