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はぁぁぁー。
珍しく赤井さんがため息をついた。
赤井さんによると、何やら面倒な事件が発生したらしい。
赤井さんは、FBIであり工藤新一の家に住みついている。いわゆる居候だ。
新一の家に住んでいる理由は、わからないが正体がバレるといけないのか、今は沖矢昴として、暮らしているという。
私の本当の年齢は、16歳で高校2年生くらいだ。
どうしてこうなったかというと、黒ずくめの組織で開発された、アポトキシン4869を飲んでしまったからである。
私は、出来上がってすぐに飲まされた。
理由は、ただ一つ。
私が邪魔になったから。ただそれだけだ。
だが私は運がいい。
薬を飲んでもなお、こうして生きているのだから。
だが……小さくなってしまったのは、いただけないな。
これだけ小さいと、あの頃みたいには動けないし、何よりおこちゃま扱いされてしまう。
それが嫌で嫌でたまらない。
あぁそれと、同い年である世良は、昔からの友達で、今でもたまにあって、話をしている。
だが、今のところは赤井さんは、死んだことになっているため口が裂けてもこのことは、秘密にしなければいけない。
ある日、何やら事件があったらしい。
そこにいたのは、やはり工藤君だ。
私が思うに、工藤君がいるところは事件が起こるような気がする。
まさか、事件を引き寄せているのでは……そう思ったがこれ以上はやめておいた。
それが当たってしまうと、面倒だから……
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作者名:妖狼 | 作成日時:2021年7月26日 17時