今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:13,200 hit
小|中|大
16 ページ16
そう……ダンボールが倒れたのだ。
イテテテ…
頭をさすりながら、赤井さんが立ち上がった。
「大丈夫ですか?」
聞くと、大丈夫だと、だけ返してまた荷物を積み直した。
1個ずつ持っていけばいいのに……
やはりそう思ってしまう。
だが……そこで突っ込んでしまうと、またイジられてしまう。
そう思うとゾッとするので、思考を放棄した。
はぁぁぁー。
ほんっと、家はどうかしてるよなぁ〜。
そんなことを考えていると、後ろから何か圧を感じた。
恐る恐る後ろを振り返ると、赤井さんが立っていた。
なんだ?
そう思っていたのが、顔に出ていたのだろう。
「お前はそんなに俺のことが嫌いか?さっきから、なにかするたびにため息をついているだろ」
「ほんと、わかりやすいんだよなぁ」
そう言われると余計腹が立つ。
はぁぁぁー。
あっ、またため息をついてしまった。
赤井さんを見ると、やはりこちらを睨んでいる。
やっちゃった。
まぁ、いいか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
26人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:妖狼 | 作成日時:2021年7月26日 17時