宝石のような ページ25
大我「実家に帰る！！」
A「は？」
なんてことがあったのは
窓から差し込む光が眩しく感じる夕暮れのこと。
どうもお久し振りです。
朝比奈A改め、京本Aです。
不穏な言葉から冒頭が始まりましたが、
今回は本編の
アナザーストーリーになってます。
"実家に帰る"
きょもくんと同じ苗字になってから
初めて言われたそんな言葉。
言った本人は財布と携帯
と言う最低限の物だけ持って
いそいそと玄関へ向かっていく。
ちょっと待って頭が追い付かない。
きょもくんの突発的な行動には
散々悩まされてきたけど、
今回のはいつもとはまた違っている。
整理しよう。
まずは朝から振り返ろう。
璃空「てなわけで隠す場所無いから預かっといて。」
A「唐突だね。」
今日は朝から璃空と会っていた。
お互い数週間振りに会うから
積もる話もあって、
静かなカフェで雑談と言う
人妻らしい優雅な一日の始まりだった。
でもカフェに入った途端これよ。
駅からここに来るまでの
知英くんに初カノが出来たって話から
こんなに飛ぶとは思わなかった。
目の前に出されたのはペラペラの離婚届。
妻の欄は既に記入が終わっている。
結婚してまだ一年も経ってないけど。
璃空「やっぱ無理だわ。一生独身で良い。」
A「まぁそうなるだろうとは思ってたけども。」
聞けばご主人がマジでうざいらしい。
出掛けるにも誰、何処、何時に行って帰る、
を行く前に伝えて、
何時に何をして何処に行ったかを
帰ってから報告しなきゃいけない。
A「相変わらず男運悪いね。式挙げてない時点で…、いやそもそも結婚するって時点で疑いなよ。」
璃空「疑ってはいたよ。ただ色々重なって後回しにしてた。いつの間にか結婚してた。」
突然璃空に「結婚した」と言われたときは
目玉が飛び出るくらい驚いたではなく、目玉が飛び出た。
危うく顎も外れそうになった。
ご主人に会わせてほしいと言っても
向こうの都合が合わなくてもう半年ぐらい経ってる。
もしかしなくても避けられている気がする。
まさか璃空を奪うライバルとでも思われてるのかな。
死んだような目で遠くを見つめる璃空に
はぁ、と溜息を着く。
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Shiona(プロフ) - yuika.kさん» 遅くなりましたが、ありがとうございました(^-^)v ぜひ他作品でもお会いできることを願っています。 (2023年1月20日 1時) (
レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)
Shiona(プロフ) - 菫さん» 遅くなりましたが、いつもありがとうございます。他作品でもよろしくお願いします。 (2023年1月20日 1時) (レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)
yuika.k - お疲れさまでした！結構悲しいですけどこれからも素敵なお話待ってます！投稿、執筆大変だとは思いますが頑張ってください！ (2022年12月4日 21時) (レス) @page36 id: 34a09719e0 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - 本編から番外編までお疲れ様でした！完全完結は寂しいですが、また他の作品でお世話になりますー！完結おめでとうございます！ (2022年12月3日 23時) (レス) id: a9a6cb0fc5 (このIDを非表示/違反報告)
Shiona(プロフ) - miyaさん» そう言って頂けて嬉しい限りです。番外編もこのお話で最終話となりますので、どうぞ最後まで楽しんで下さい。ありがとうございます(*^^*) (2022年12月2日 23時) (レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiona
| 作成日時：2022年9月24日 22時
