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璃空「A、ここってどうするの?この絵抽象的すぎて分からん。」



A「まつり縫いすれば良いんだよ。」



樹「A様、俺も教えてほしいです。次どうすれば良いんですか。」



A「樹くんまた布間違ってるよ。次はこれ。」



樹「えっ!?樹くんって呼んでくれた!?えっ、めっちゃ嬉しいー!!」



ーねぇ今の聞いた?
とウザ絡みしてくる樹くんに、
松村くんは思いっ切り嫌そうな顔をした。



樹「何でそんなに裁縫得意なの?」



A「弟がよく服とかに穴開けて帰ってくるから。」



樹「へぇ、弟居るんだ!!いくつ?」



A「小4……って、樹くんまた間違ってるよ。話しながらだと駄目なんじゃない?」



樹「だって俺Aともっと仲良くなりてぇし!!」



A「何も家庭科の時間にしなくても。」



樹「えっ!じゃあ今日一緒に昼食べね?璃空も北斗も一緒に!」



璃空「呼び捨てにしないでくれる?」



璃空の一言で、
急に石化してボロボロと崩れた樹くん。
蛇に睨まれたみたいだね。



璃空も松村くんもそんな樹くんは放って
黙々と作業を進めるから、


私も合わせて突っ込まないことにした。



A「………松村くんって樹くんと仲良いんだね。ちょっと意外だったかも。」



北斗「俺と樹真逆だしね。同じ中学だったのよ。どっちかっつーと俺は朝比奈さんと同じタイプ。」



A「…………ほっくん。」



北斗「は?」



A「仲間が出来て嬉しい。ほっくん仲良くしよう。」



北斗「別に良いけど…。」



恐る恐る両手を伸ばせば
彼は困惑しながらも片手を差し出してくれて、
思わずギュッと強めに握った。


私は同じタイプの人には
グイグイ行ける派なのだ。


なんか繋がるものがあったよ私達。



樹「待って!?俺が崩れてる間に北斗がAと仲良くなってる!!」



北斗「…A、ここ教えてほしい。」



A「良いよ。」



樹「俺も俺も!A、助けて!」



璃空「いちいちうるさいなコイツ。」



とかなんとか話しているうちに
だんだんと仲良くなった。



それから7ヶ月後に
また家庭科でハロウィン衣装作って
家に行き来するほど仲が深まったのはまた別の話。

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設定タグ:京本大我 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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Shiona(プロフ) - yuika.kさん» 遅くなりましたが、ありがとうございました(^-^)v ぜひ他作品でもお会いできることを願っています。 (2023年1月20日 1時) (レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)
Shiona(プロフ) - 菫さん» 遅くなりましたが、いつもありがとうございます。他作品でもよろしくお願いします。 (2023年1月20日 1時) (レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)
yuika.k - お疲れさまでした!結構悲しいですけどこれからも素敵なお話待ってます!投稿、執筆大変だとは思いますが頑張ってください! (2022年12月4日 21時) (レス) @page36 id: 34a09719e0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 本編から番外編までお疲れ様でした!完全完結は寂しいですが、また他の作品でお世話になりますー!完結おめでとうございます! (2022年12月3日 23時) (レス) id: a9a6cb0fc5 (このIDを非表示/違反報告)
Shiona(プロフ) - miyaさん» そう言って頂けて嬉しい限りです。番外編もこのお話で最終話となりますので、どうぞ最後まで楽しんで下さい。ありがとうございます(*^^*) (2022年12月2日 23時) (レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Shiona | 作成日時:2022年9月24日 22時

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