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JAEHYUN side.
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｢っ、オンニ、…これ、｣
｢あらっ！アテラめちゃくちゃお似合いじゃない〜！！｣
動揺と羞恥を含んだ顔で控室に入ってきたAヌナはその大きな目をゆらゆらと揺らしてオンニ、と不安そうな声を出した。
｢わ〜本当に綺麗だよアテラ、冗談抜きで｣
｢っでもこれで授賞式行くのは…｣
｢わ、ヌナすご、めちゃくちゃ綺麗だ…｣
ソファでスマホを弄っていたジョンウが見るや否やヌナに近づいて手を握る。
ヌナが袖を通しているのは床に着くほど長いフレアドレス。
一見普通のドレスに見えるけど上半身はシースルーとレースの素材でできていて背中が大きく空いているという大胆な形。
｢ヌナ、綺麗だから安心して？｣
｢…ありがとうジョンウや、…｣
素直に褒める弟ににこっと笑いかけたヌナだけど、またすぐにその目は不安を帯びてゆらゆらと揺れる。
｢うお！ヌナぁ！！！｣
｢ヘチャナ、｣
｢なになに！なにそれ！めちゃくちゃ綺麗じゃん！！｣
控え室に帰ってきたヘチャンがいつもの感覚でドレスのヌナに抱きつくと、隣にいたドヨンイヒョンが少し焦り始める。
｢ヘチャナ、…｣
｢ん〜？♡ヌナ今日は一段と綺麗だね♡｣
｢ありがとう、笑｣
んふふ〜♡とヌナの肩に頭を置くヘチャンにドヨンイヒョンが口を開く。
｢や〜、ちょっと｣
｢ドヨンア、｣
｢なに〜ヒョン、俺とヌナの時間邪魔しないで｣
｢Aの格好いつもと違うんだから外ではやめろよヘチャナ、｣
｢はいはい分かりましたよ〜｣
｢Aも、｣
｢っえ、｣
｢今日いつもと違うんだから距離感考えろよ。｣
｢あっ、わかった！ヒョンヌナとハグしてる俺に嫉妬してるんだ！だからそんな言い方なんだな！｣
｢はぁ、！？別に！｣
｢わ、わかってるよ…！わかってるけど、！｣
そんな余裕ないよ…！と訴えるヌナ。
デビューの時に出た授賞式でドレスを着たのが裏目に出てそれが未だにトラウマになっているのを俺は知っている。
あの時のネットの声はデビューしたばかりのヌナの心を傷つけるのに充分で、そこから授賞式だけでなく普段身に付けるものまで周りの声を気にして神経質になるヌナに俺も他のヒョンたちも心底心配していた。
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ミクロ(プロフ) - 久遠さんもう何周目かってぐらい読んでます！twitterの方も楽しく読ませてもらっています！大好きです。 (7月30日 0時) (
レス) id: 7cb95ac312 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - ぺこさん» わ！本当だありがとうございます！ (2021年12月27日 7時) (レス) id: c305cae8a2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 韓国語の部分がソロじゃなくてスルになってます！！アテラのどうでしたか〜のツイートです！ (2021年12月27日 6時) (レス) @page20 id: f5b3ab7103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：久遠 | 作成日時：2021年12月15日 4時
