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「お前はずーっと切ってるからグループの重要報告見ないだろ。それもどうかと思うけどな。」
「その時のためのドヨンでしょ？笑」
「人を伝書鳩扱いすんなよ。」
んふふ笑と悪戯っ子のように笑う目の前の奴のおでこを小突く。
「A〜〜？？見ないの〜？」
テンの少し気の抜けた声がリビングから聞こえる。今行くーー！と返事をすると彼女はまた俺に向き直った。
「ドヨンも一緒に映画見る？」
嬉しそうに聞いてくるけど、俺がここで断る事はないと踏んだ上で聞いてきてるんだ、顔がもうそんな顔だし。
いちいち聞くなよ、と声をこぼすとじゃあ行こ！！と俺の腕を引いてリビングへ向かった。
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「うおわあ、っ！！！！！」
「ドヨンア、うるさいよ。」
俺の隣にクン、その隣にA、その隣がテンという順番で座っているが、主に俺とテンがうるさい。始まった時からおかしいと思ってたんだ…気づけばよかった。
映画を見るとは言ったが、ホラー映画を見るとは聞いてなかった。そういえばA、最近ホラー映画に手を出し始めたって言ってたっけ…
映画の中のピエロが子供達を追いかけている。話題になったホラー映画の２作目、クンは見たらしい。大人数で見てんのに続編の映画見るか普通？配慮が足りてないなこいつら
「ねえ、テンさっきから見てる？笑ずっと顔隠してるじゃん。」
「見てる！わかんないけど！」
「これ、個人的には一作目より怖かったな」
「へえー、一作目も怖かったけどなあ。途中でジャニヒョンと一緒に見たもん。」
お菓子をぽりぽり食べながらあのシーン怖かったなあ、とか、この俳優さん演技上手だよね、とか呑気に話をするクンとA
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作者名：久遠 | 作成日時：2021年8月31日 1時
