ハイルグルッペン！【実況者】【軍パロ】 (ページ9)

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教授のマンツーマン授業ページ9

ん、じゃああの時のインカムはエーミールさんとの話だったのか！？
でも肉声で話せるよな…あ、そうか、エーミールさん食害から逃げるようにすぐ部屋に帰ったな、難しそうな本持ってたから覚えてるわ。
つまりエーミールさんはたぶんニコニコ顔でスタンバイしてると思う。参ったなあ…
エーミールさん率いる参謀隊は講義があり、オスマンさんとエーミールさんが入れ替わり立ち代わり説明してくれるらしいのだが、とりわけエーミールさんのは分かりやすいのだが凄まじく難解の上に凄まじく長いらしい。
まあ、覚悟を決めるしかないかと0.1秒で考察して答える。
『分かり…ました。行きます。そして生還を目標とします』
「心配せんでも大丈夫やで、俺も教えるから」
『えー理系は勘弁して下さいよぉ、数学とかになったらもう解けませんよ』
そこから果てしなく長かった。体感時間は10時間くらい。密度が高い夜だった。
「えー、まず公民分野を終わらせてしまいましょう、WTOの正式名称は流石にわかるね？」
「次は故事成語いこう」

『うー、死ぬ…』
「よう頑張ったな、正直俺も死ぬかと思った…」
ロボロさんもか。相当スパルタだったに違いない。よく頑張った僕。明日は総統様にティラミスとか奢って貰うか。
「『明日もこのくらいから来て下さいね』って言われてたやろ、忘れんなよ」
幹部は辛いと思う。ナメてた。っていうか鬱さんとの絡みがないから責められない。明日会いに行こう。
などと考えながらロボロさんと別れ、食堂で水を飲んでから寝ようと思い地図片手に向かっている途中。
「おわ、危なっ！」
眠気でフラフラしていたらしい。誰かとぶつかってしまった。