ハイルグルッペン！【実況者】【軍パロ】 (ページ7)

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は、はえ～これが食害か(絶望) ページ7

とりあえずゾムさんの横に並んで座る。すると即座に大盛り用の皿に大量の肉、野菜が盛り付けられたものが生成され目の前に置かれる。
『へ、へえ、ゾムさん凄い大食いなんですね、僕絶対無理です』
「え？何言ってんの、これ君のやで」
ん？
『え？僕は、その、自分で盛って食べるつもりなんですが』
「いやいや、だから代わりに俺が盛ってあげたやん、これ食べって、あと残したら許さんで」
いや無理やろ…という言葉は、ゾムさんが直々に僕の口に唐揚げを放り込んだことによってかき消された。
まあ…頑張るしかないか。そう覚悟したのだが、城の食事は部隊に入っていた頃の5倍は美味しく、正直足らない位だった。食べてて飽きないから食べ過ぎてしまう。今まで以上に運動しないと絶対太るな、などと考えていると。
「ほら、何してんねん、コネシマも来いよ」
「え…いや、俺は、さ、ほら、その」
「じゃあ明日の朝な。じゃあトントン、さ、こっち来て食べよ」
「えぇ！？いや、ベルちゃんが食べてるやん、それで満足やろ、な！？」
「いやー、でも二人いないと寂しいわ、ほらこっち来いって」
必死に抵抗するトントンさん。それを抱えてヒョイと椅子に座らせご飯を盛っていくゾムさん。
何もかも新鮮で、とても楽しそうで、僕は思わず涙が溢れそうになった。
そこにコッソリとロボロさんが寄ってきて、「ベルちゃん部屋決まった？」と聞いて下さった。
『ああ…はい。ここです』
と地図を出して説明すると、
「え、そこなん？俺右横やで、ちなみに左横はエミさんの部屋。研究室と図書室合わせたみたいな凄い部屋やで」
『そうなんですか、僕勉強苦手やから教えて貰おうかな』
「電気工学系は俺に任せてくれていいよ、そのインカム創ったん実は俺やねん」
『え、そうなんですか？凄いですね、尊敬します』
と言うとロボロさんは得意そうに鼻の下を擦った。低身長だし可愛いと思ったのは秘密。