３４．岸くんの家 ページ10
岸{もしもし。}
名前「岸くん・・・！ヤバい！」
岸{あ？何が？}
名前「どうしよう・・・？！」
岸{・・・今、どこ？}
名前「家！」
岸{学校まで来い。}
名前「分かった・・・！」
前、岸くんと会った時に、携帯番号を教えてもらったのを思い出し、電話をした。
もちろん、内容は、勇太の事。
でも上手く伝わらず学校で会う事になった。
走って学校へ向かった。
名前「岸くーん！」
岸「転ぶから走んなっ！」
ドテッ！！
名前「きゃっ！」
岸「お、おい！」
岸くんから注意を受けた直後に石につまずき、転んだ。
名前「痛いーーーーーーーー！」
岸「バカじゃねぇの・・・？あー、暗くて見えねぇ。」
時刻は午後の６時をまわっている。
冬は日が沈むのが早いから、この時間帯でも真っ暗。
血が出てるのかとか、どこに傷ができたのかとか、この暗さだと分からない。
名前「痛いよー、ズキズキするーっ！」
岸「・・・しょうがねぇなー。歩けるか？」
名前「んー・・・い、痛い！」
岸「手のかかる奴だな、お前・・・。ほら。」
名前「えっ？」
岸「おんぶしてやるから、早く乗れ。」
名前「え！だ、大丈夫だから！」
岸「じゃあ、自分で歩いて着いてこいよ。」
名前「ちょっ、ちょっと〜！岸くん、待っ・・・痛っ！」
スタスタと歩いてく岸くんは、私の声を聞いて戻ってきてくれた。
そして、強制的に私をおんぶして歩きだした。
岸「ったく！最初っから、おとなしく言う事きいとけ、バカッ！」
名前「・・・ごめーん。」
岸「ってか、名前さ。軽すぎね？ちゃんと飯、食ってんの？」
名前「いっぱい食べてるけど、太らないのー。」
岸「ふーん・・・。」
名前「どこ行くの？」
岸「俺ん家。」
名前「えっ？！」
岸「怪我してんじゃん。手当てしねぇと。それに外で話してると風邪引くだろ。」
名前「そ、そうだけど・・・」
岸「安心しろよ。お前みたいなバカを襲う気ねぇから。」
名前「・・・岸くんのバカァァァァァ！！」
岸「わっ、お、おい！暴れんなっ！」
岸くんの事だから、危険な事はしないよね。
大丈夫、私達は、そういう関係じゃないから。
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隣の高村(プロフ) - 琴さん» ありがとうございます！これからも応援お願いします！ (2013年5月12日 21時) (
レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - これからも頑張って！ (2013年5月12日 15時) (レス) id: e38d56f7cb (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 隣の高村さん» 了解！がんばってね (2013年5月7日 16時) (レス) id: c6f50f6a70 (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - 咲良さん» うちん家、PC使えないから、友達ん家に遊びに行く時、更新するよ！もうちょい待っててー (2013年5月6日 23時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
隣の高村(プロフ) - 咲良さん» 楽観的なのは良い事さ(^〜^)応援ありがとう！優勝したよ♪ (2013年5月5日 7時) (レス) id: ef2a1169c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：隣の高村 | 作成日時：2013年4月16日 12時
